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ボルボ、クルマを声で操作する「リモート音声コントロール機能」を2016年春より提供開始

カーナビの設定やドアロックなど音声で指示

2016年1月5日(現地時間)発表

ボルボ・カーズと米マイクロソフトは、音声でドアロックの指示などができる「リモート音声コントロール機能」を開発

 ボルボ・カーズと米マイクロソフトは1月5日(現地時間)、ドアロックの指示など、ボルボ車に向けた音声コントロールシステムを開発して、2016年春より「Volvo on Call」利用者に提供予定であると発表した。

Microsoft Band 2(マイクロソフト・バンド2)

 今回両社は、ボルボ車に向けてウェアラブル音声認識端末の「Microsoft Band 2(マイクロソフト・バンド2)」を介して実現する「リモート音声コントロール機能」を開発。

 同機能はMicrosoft Band 2と専用アプリケーション「Volvo on Call」により実現。カーナビゲーションの設定、ヒーターの始動、ドアのロック、ライトの点滅、クラクションを鳴らすなどの操作をクルマに指示することが可能となる。

 ボルボ・カー・グループのエレクトロニクス担当副社長のトーマス・ミュラー氏は「ボルボは、最も身近でわくわくするような方法で最新テクノロジーを使うことによって、カーライフをできるだけシンプルかつ便利にすることを目指しています。音声コントロールは、デジタルアシスタンス機能の可能性の始まりに過ぎません」とコメントしている。

 なお、「Volvo on Call」の日本導入時期は未定。

ボルボ、クルマを声で操作する「リモート音声コントロール機能」を2016年春より提供開始

(編集部:椿山和雄)