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マツダ、全国の販売系列全店ですべてのマツダ車を取り扱い開始

「ロードスター」などをオートザムでも販売

2016年2月26日 発表

 マツダは2月26日、4月からマツダオートザム販売店で全マツダ車の取り扱いを開始することに加え、これまで株式会社マツダオートザムが担ってきたマツダオートザム販売会社に対するディストリビューター機能の一部を全国のマツダ販売会社、マツダアンフィニ販売会社に移管。商物流を一本化する新たな枠組みを導入すると発表した。

 これにより、4月からはマツダオートザム販売店でも「アテンザ」「ロードスター」「タイタン」「ファミリアバン」の4車種を販売。マツダ販売店、マツダアンフィニ販売店と3系統で行なっているマツダ車販売が実質的に一本化され、全国の販売系列全店で全マツダ車を扱う体制が整うことになる。

4月から「アテンザ」「ロードスター」「タイタン」「ファミリアバン」の4車種がマツダオートザム販売店でも販売されることになった

 マツダは全社を挙げてブランド価値の向上に向けた取り組みを加速させており、国内営業の領域でも「マツダ営業方式」の導入、「新世代店舗」の展開などを実施。ユーザーとのつながりに重点を置いた活動を全国の販売会社とともに取り組んでいるとする。今回の国内販売体制の強化もその一環で、顧客の利便性向上、すべてのユーザーにマツダらしいブランド体験を届けることを目指して実施するものであると理由を説明している。

 国内営業を担当するマツダ 常務執行役員の福原和幸氏は、「このたびの国内販売体制の強化によって、お客さまの利便性を向上するのはもちろんのこと、ご来店からアフターサービスに至るまでのあらゆるシーンにおいて、すべてのお客さまにマツダらしいブランド体験をお届けし、お客さまとさらなる強いつながりを築いていきたいと思います」とコメントしている

(編集部:佐久間 秀)