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アウディ、「アウディ 梅田」など大阪地区に3店舗を同時オープン

2020年に大阪エリアのプレミアムインポートブランドで20%のシェアを目指す

2016年4月15日 オープン

大阪の繁華街“キタ”に立地する「アウディ 梅田」

 アウディ ジャパンの100%出資子会社であるアウディ ジャパン販売は4月15日、「アウディ 梅田」(大阪府大阪市北区)、「アウディ 箕面」(大阪府箕面市)、「アウディ 堺」(大阪府堺市)の3店舗を同時にリニューアルオープン。4月16日より営業を開始する。

アウディの最新のショールームデザイン「ターミナルコンセプト」に基づいて作られている
店内にはSUPER GT仕様のR8が置かれていた
こちらはアウディに採用されているデンマークのオーディオメーカー「B&O」のホーム製品
アウディ ジャパン株式会社 代表取締役社長 斎藤徹氏

 営業開始に先立つ4月15日、大阪の繁華街である北区に立地するアウディ 梅田において報道発表会を実施。アウディ ジャパン 代表取締役社長 斎藤徹氏が、大阪における「メトロポリタン戦略」などについて説明を行なった。

 斎藤社長は、初めに1899年から始まるアウディの歴史を紹介。WRC(世界ラリー選手権)やWEC(世界耐久選手権)でアウディが作り出した技術トレンドに触れるとともに、2015年は全世界で180万台を突破するなど近年の販売の好調さについて紹介した。

 この180万台という数字は、2018年の目標を前倒しで達成したことになるという。2015年の日本の販売台数については前年を下回る2万9414台だったが、これは主力車種がモデル末期であったことなど複合要因があったとのこと。認定中古車については対前年比22%増で、6年連続成長。新車と認定中古車の合計では、2年連続4万台突破を達成している。

アウディの歴史
アウディの全世界販売台数
日本の販売台数
中古車と合わせて4万台を突破
成長戦略
4つのテーマ
全国の店舗数も拡大していく
認定中古車店も拡大
ブランドコミュニケーションの試み
SUPER GTにもフル参戦
Audi Sportも訴求
大阪エリアの販売台数
大阪エリアへの投資

 そのアウディが進めているのが「メトロポリタン戦略」。これは都市型の大規模店舗の出店を核としたもので、プレミアムカーの主要販売エリアである首都圏、大阪エリア、名古屋エリアを重視する。

 今回の大阪エリアの同時3店舗出店はアウディとして初めてのことであり、10年に渡って大阪エリアでメトロポリタン戦略を推進してきた1つの象徴になる。もちろん出店する以上、拡販を図っていくわけで、大阪エリアはほかの地域に比べて大きな伸びを記録しており、これをさらに進めていく。

 この3店舗同時出店を、斎藤社長は「大阪ビッグバン」と表現。2016年は主力車種である「A4」、大型SUV「Q7」、スポーツカー「R8」と新型車の投入が相次ぎ今後の拡販に期待をよせる。

 サービス拠点についても、2011年に大阪中央サービスセンター、2015年に住之江サービスセンターを開設。販売・サービス面で充実を図り、2020年には大阪エリアのプレミアムインポートブランドで20%のシェアを目指していく。

2015年に開設した住之江サービスセンター
販売台数推移
シェア推移
大阪の3店舗同時着工
ターミナルコンセプトについて
アウディ 梅田は、みなとみらい店と並ぶブランド発信拠点になるという
東京エリアと大阪エリア
大阪エリアのスタッフ
目指すべきもの
近県のディーラー
大阪エリアの販売計画
4月16日から開始する「Audi “Mission Osaka”」キャンペーン。大阪エリアでアウディをアピールしていく

(編集部:谷川 潔)