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ソニックデザイン、新型プリウス(50系)のフロント用高音質スピーカーパッケージ「SonicPLUS」2機種

トゥイーター前面での音の回折や反射を抑制する「AC トゥイーター」をトヨタ車用で初採用

2016年5月20日 発売

10万5000円(ハイグレードモデル。税別)

6万1000円(スタンダードモデル。税別)

 ソニックデザインは、車種別スピーカーパッケージ「SonicPLUS」(ソニックプラス)シリーズの新製品として、トヨタ自動車「プリウス(50系)」のフロント専用モデル2機種を5月20日に全国のソニックプラスセンター、カーオーディオ専門店で発売する。価格はハイグレードモデルの「SP-P50M」が10万5000円(税別)、スタンダードモデルの「SP-P50E」が6万1000円(税別)。リア用については、すでに発売済みの「SP-P30RM」(ハイグレードモデル)または「SP-P30RE」(スタンダードモデル)が適合する。

 穴開け、配線加工、吸音材類の貼り付け(デッドニング)といった作業が不要な新型プリウス専用のスピーカーパッケージ。新型プリウスの純正スピーカー取付穴にジャストフィットするドアウーファーモジュールとトゥイーターモジュール、車両側の配線加工が不要なトヨタ車専用配線カプラーなどにより、ソニックデザインのクリアな音質をボルトオン&カプラーオンの簡単・確実な取り付け作業で実現した。

 高音域の情報量や透明感、定位感などを再現するうえで障害となるトゥイーター前面での音の回折(回り込み)や反射を抑制する、独自のアコースティックコントロールハウジング一体型トゥイーターモジュール「AC(Acoustic Controlled)トゥイーター」をトヨタ車向けのSonicPLUS製品として初採用。トゥイーターユニットには、ウーファー側と音色を統一した18mm口径マイクロファイバー・ドームトゥイーター(SD-T18型)を採用するとともに、ハウジング部はブラケットや配線コネクターを一体化して信頼性を高めた。

 また、高音側(トゥイーター用)と低音側(ウーファー用)それぞれの回路を独立させ、回路内部での干渉を防いで高音質を追求したハイパス/ローパス独立式クロスオーバーネットワークを装備。さらなる音質改善が期待できるバイアンプ駆動やバイワイヤリング接続にも対応する。

 そのほか同社の「プレミアムライン」シリーズと同等の超精密鋳造アルミダイキャスト製バッフルと、特殊樹脂製バックチャンバー(裏ケース)を強固に結合した異種素材2ピース構造により、不要共振を徹底的に抑制。カーオーディオ再生の理想とされる、ドア内エンクロージュア構造でクリアな音を実現するとともに、車外への音漏れも減少するとしている。

(編集部:小林 隆)