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STI、SUPER GT第2戦富士に「SUBARU XVハイブリッド ts CONCEPT」を展示

2016年5月3日~4日 展示

展示された「SUBARU XVハイブリッド ts CONCEPT」と開発を担ったSTIの森宏志氏

 5月3日~4日に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催されている「2016 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士GT500km レース」にて、「SUBARU XVハイブリッド ts CONCEPT」が展示された。

 展示場所はグランドスタンド裏イベント広場のSUBARUブース。

 今回展示された「SUBARU XVハイブリッド ts CONCEPT」は今年1月に行なわれた東京オートサロンに参考出品された「SUBARU XVハイブリッド CONCEPT」(参考出品車)のコンセプトを引き継ぎつつも市販化を見据えエクステリア、インテリア、そして足まわりなどを煮詰めたコンセプトモデル。

 開発を担ったSTIの森宏志氏によると、東京オートサロンと比べ内外装をより現実的なものとし、スプリング、ショックアブソーバーを専用チューニング。フレキシブルタワーバーとフレキシブルドロースティフナーを追加。そのほかブッシュやネジに至るまでを見直し、ノーマルの車高を維持しつつフラットライドな乗り心地を目指したという。なお車高の変更がないのでアイサイト、VDCは現行モデルと同じとのことだ。

 既存のtSシリーズ同様パワーユニットの変更はなく「スバルXVハイブリッド CONCEPT」に見られたSIドライブの「S#」のスイッチは「SUBARU XVハイブリッド ts CONCEPT」にはなかった。

東京オートサロンに参考出品された「SUBARU XVハイブリッド CONCEPT」と比べ、加飾が抑えられ現実味を増した「SUBARU XVハイブリッド ts CONCEPT」。パールホワイト×オレンジのボディカラーは華やかな印象だ
シート表皮の材質、配色、ステッチの色など細部にわたって丁寧な仕上げ
フレキシブルドロースティフナーが見える

(高橋 学)