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トヨタ、ハイブリッド車の累計販売台数900万台突破

2020年までに年間販売台数150万台、累計1500万台を目指す

2016年5月20日 発表

トヨタのハイブリッド車、累計販売台数が900万台を突破。写真は4代目「プリウス」

 トヨタ自動車は5月20日、ハイブリッド車のグローバル累計販売台数が900万台を突破したと発表した。日本で「コースターハイブリッドEV」を発売した1997年8月から2016年4月末まで、901万4000台(プラグインハイブリッド車を含む)を販売した。

 同社は環境への対応を経営の最重要課題の1つと位置付けて「エコカーは普及してこそ環境への貢献」との考えのもと、これまでハイブリッド車の普及に取り組んできた。

 1997年8月に日本で「コースターハイブリッドEV」を発売、同年12月に世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売、2015年7月末の800万台突破からは、約9カ月で累計販売台数900万台を達成した。

 同社では2016年4月末現在、約90以上の国や地域でハイブリッド乗用車33モデル、プラグインハイブリッド車1モデルを販売している。ハイブリッド車についてはさらなるラインアップの拡充に努め、2020年までに年間販売台数150万台、累計1500万台の販売達成を目指すとしている。

(編集部:椿山和雄)