写真で見るサーブ「9-3X」 |
クロスオーバー車らしい力強さを感じさせるサーブ「9-3X」のエクステリア |
「9-3」(ナイン・スリー)は、スパイカー傘下で事業を継続しているサーブの主力モデルだ。「スポーツセダン」、ステーションワゴンタイプの「スポーツエステート」、2ドアオープンの「カブリオレ」を展開している。
そこに新たなバリエーションとして追加されたのが、2009年のジュネーブショーでお披露目されたクロスオーバー車「9-3X」だ。
スポーツエステートの地上高を35mm上げるとともに、「XWD」(クロス・ホイール・ドライブ)と呼ぶアクティブ制御4輪駆動システムも備えるなど、ダートや雪道など悪条件での走行性能を向上している。
エクステリアはフロント&リアバンパーを新設計とするとともに、サイドシルやホイールアーチなどと同様にグレイン仕上げを採用。石ハネや泥などにからボディーを守るとともに、キズが目立たない&付きにくい構造としている。また、アルミマット仕上げのスキッドパネルやルーフレールを装備するなど、クロスオーバー車らしい演出と装備も採り入れられている。
エンジンは2リッターの直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボを搭載。最高出力は154kW(209PS)/5300rpm、最大トルクは300Nm/2500rpm。トランスミッションには6速ATを採用する。
車両価格は520万円。ボディーカラーはレーザーレッドなど全8色。撮影車両はアーティックホワイト。
スポーツエステートより地上高が35mm高いが、車高は20mm高くするに留められている。そのため、それほど背の高さを感じさせることはない |
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(安田 剛)
2011年 3月 22日