写真で見るランボルギーニ「ガヤルドLP550-2 トリコローレ」


 ランボルギーニ「ガヤルド」のスペシャルエディションとなる「ガヤルド LP550-2 トリコローレ」。イタリア統一150周年を記念したモデルで、2011年6月に発表された。

 最高出力405kW(550PS)/8000rpm、最大トルク540Nm/6500rpmを発生するV型10気筒DOHC 5204ccエンジンを搭載し、ホワイトのボディーにはイタリア国旗の3色(グリーン/ホワイト/レッド)を手作業による塗装で施した。エクステリア以外ではレザーとアルカンタラによるシートにも、3色のストライプが入る。

 そのほかカリスト・シャイニーブラックのホイール、透明エンジンカバーなど、スペシャル・エディションならではの装備が施されている。ボディーカラーは撮影車のホワイト(ビアンコ・モノセルス)のほかにブラック(ネロ・ノクティス)が選べる。

 スペックはベースのガヤルド LP550-2と同一。ベースでは6速MTを選べるが、このスペシャル・エディションでは6速セミAT「e-gear」のみの組み合わせとなる。

 ボディーサイズは4345×1900×1165mm(全長×全幅×全高)で乾燥重量は1380kg。0-100km/h加速は3.9秒、最高速は320km/h。価格は2346万9150円となっている。

ガヤルドにイタリア国旗をイメージしたストライプを組み合わせた、イタリア統一150周年記念モデル。ボディーサイズは4345×1900×1165mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2560mm。重量は1380kg
フロントグリルは左右に分かれるフロント部は直線的なデザインに見えるが、角度をつけて見るとカーブを描いている部分が多いの分かる男性的な押し出し感の強さは、ランボルギーニならでは
ストライプは直線的に後ろまで流れるボディーデザインにマッチしたものとなっているブラックのホイールが、力強さをさらに印象づける。サイズはフロント8.5×19インチ、リア11×19インチ
ターンシグナルランプは側面とヘッドランプ内に中にあるヘッドランプはプロジェクタータイプ
傾斜したフロントウインドーワイパーは左側がリンク機構でかき取り面積を稼いでいる。ブレードはフラットタイプカーボンのサイドミラー
直線的なボディーとサイドミラーの位置関係から視界はよさそうだエンジンにエアを送り込むためのインテーク部サイドステップもカーボン製
グレードを表すエンブレムはドアのすぐ後ろの側面にあるサイドウィンドーから見えるスペシャル・エディションのプレート。さらに正規輸入車であるステッカーも貼られる
リアも直線的なデザインだが、左右にかけてのラインはカーブしているエンジンは後方にマウントされる
テールランプはLEDによるもの。独特の形状で赤く光るバックライトのみ電球だ
ハイマウントストップランプの上にリアビューカメラを装着。後退時の安全確認がしやすいランボルギーニのエンブレム後方の排熱スリットは、エンジンをリアにマウントしているクルマの証だ
エンジンは縦にマウントされる。スペシャル・エディションのエンジンカバーは透明タイプとなる車名のとおり550PSを発生するV型10気筒DOHC 5.2リッターエンジン
マフラーエンドは左右にそれぞれ2本出しフロントタイヤのサイズは235/35 ZR19リアタイヤは295/30 ZR19
トランクスペースはフロントにある牽引フックと車載の革手袋パンクの応急キットも備えている
ガヤルドのドアは通常の蝶番で開くガヤルドの運転席キーは通常の挿し込んでひねるタイプ。オート以外の変速はステアリング左右のシフトパドルで行う
4連のメーターと、中央にマルチディスプレイがあるボトムがカーボンの革巻きステアリングセンターコンソールの3つボタンは変速ボタン。変速を自動で行いたい場合は「A」に入れる。オーディオはケンウッド製が装着される
シフトレバーはないが、ボタン操作とステアリング左右のシフトパドルで変速操作が可能。後退時は左側にあるボタンを押すコンソールやバイザーにアルカンタラを多用しているドアにある「トリコローレ」のプレート
トリコローレの3色ストライプは運転席シートにもある助手席側にはストライプはなしバイザーは左右にあり、裏にはミラーを装備。ミラー利用時の照明もある

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http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo/

(正田拓也/Photo:鈴木広一郎)
2012年 6月 12日