ソーラーパネルで充電するエコな車内LED照明
ソーラーロッドイルミ「KX-148」
メーカー:カシムラ
価格:オープンプライス(購入価格:980円)

 

 車内イルミネーションの類はシガーソケットから電源を取って光らせるのが一般的。シガーソケットにはバッテリーからのDC13.8V(クルマの状態によって変動)が通電しているので、これを利用して電気を光らせている。今回選んでみたのは、この方法とは異なる、車内のバッテリーを一切使わないエコなイルミネーションだ。

 カシムラの「ソーラーロッドイルミ KX-148」は、日中に小さなソーラーパネルで発電した電力を台座部分に内蔵されているバッテリーにため、夜に暗くなるとそのバッテリーを使ってLEDを光らせるという仕組みのライト。クルマのバッテリーは使わないので、エンジンをかけていない場合にも心おきなく使用できる点がメリットになる。

カシムラ ソーラーロッドイルミ「KX-148」のパッケージ 台座にフレキシブルケーブルが付いたランプとソーラーパネル部分に分離できる作り ランプ部分のアップ。先端にLEDが1つ埋め込まれているシンプルな形状。上に押しボタンのスイッチがある
ソーラーパネル部のアップ。丸い穴は明るさを感知するセンサー ソーラーパネルのコードと本体の台座を接続したところ。フレキシブルケーブルは柔らかめ

 ソーラーパネルは台座部分と約1.5mのケーブルで接続されていて、ライト部分とは別に日光のあたる場所を選んで設置することができる。ケーブルはジャックになっていて取り外すこともでき、あまりやらないとは思うが充電が終わったらライト部分単体でも懐中電灯のように利用することもできないことはない。

 ソーラーパネル部分は照度センサーも兼ねていて、明るい状態ではスイッチを入れても点灯しない仕組みになっている。ソーラーパネルのケーブルを台座から抜くと、明るさに関係なく点灯するようになる。満充電後の連続点灯時間は2時間だが、電源をONのままにしておき、明るさを感知して暗くなったら自動的にライトを点灯させるような使い方も可能だ。

 バッテリーは台座に内蔵されている。バッテリーは劣化しても交換することはできないので、バッテリーの寿命がこの製品の寿命だ。この台座裏面は両面テープがあらかじめ付いていて、この部分を使ってダッシュボードなど平面部分に固定して使用する。

 台座から伸びたフレキシブルケーブルは実測で約17cmあり、少々長めなので使い方によっては運転中にちょっとフラフラする。気になったので、別途配線止めに使われる金具などを利用してケーブル途中を止めてサポートしてみた。

ソーラーパネルはダッシュボード上など、日中に光がよくあたる場所に貼り付ける 本体部分はライトを使う場所に貼り付けて使う
ヘッド部を不用意に動かないよう配線止め金具で止めてみた。電源ボタンがあるので手の届く位置にする 点灯させたところ。ブルーのライティングだ。光量が弱く判別しにくいので白い場所で撮影している

 ヘッド部分にプッシュスイッチがあり、押し込むと暗くなっていればLEDが光る。LEDはブルーに光り、1色のみで色の切り替えはできない。LEDは1灯のみで光量はあまりないので、周辺を明るくするほどではない。ピンポイントで1個所のみを照らすという使い方になる。カップホルダーや灰皿まわりなどをほんのり照らすというのが使いやすいだろう。

 充電を完了させるには、強い日光が8時間以上あたり必要がある。自己放電もあるようで、曇りの日が続くなど十分に充電できずに点灯しない日もあったので、夜間確実にライトを使いたい場所にはあまり向かないと感じた。本格的なライトとして使うには、バッテリーとソーラーパネルともに容量不足だと思われる。

 手軽にどこにでも取り付けることができ、しかもバッテリーの負担は一切ないので、装飾的にほんのりと明かりがほしい場所に使うとよい製品だと思う。

(村上俊一)
2012年 3月 2日

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