準天頂衛星「みちびき」対応の 多機能レーダー探知機 Super Catシリーズ「GWR73sd」+「OBD12-RD」 |
メーカー:ユピテル 価格:オープンプライス(店頭予想価格:39,800円) |
ユピテル「GWR73sd」。3.2型のタッチパネル画面を持つ多機能レーダー探知機 |
レーダー探知機は、スピード違反などの取り締まり場所を探知して、ドライバーに知らせる機器だ。スピード違反の取り締まりに使われる速度計測機は計測時にレーダー波を出す。レーダー探知機は、そのレーダー波を探知するために作られたのでレーダー探知機と呼ばれている。
しかし、現在では取り締まり方法が多様化しており、レーダー探知機側もそれにあわせてレーダー探知機能以外の多くの探知機能を搭載するようになった。また、地図データやセンサーの情報をグラフィカルに表示する機能なども搭載するようになり、現在のレーダー探知機は、レーダー探知機という名前とはかなり異なった、総合カーコンピューターと言ってよいような製品となっている。
たとえばGWR73sdの場合には、基本機能であるレーダー波の探知機能はもちろん、それ以外に取り締まりの連絡などに使われるデジタル無線の探知機能や、探知が難しいオービス(自動速度違反取締装置)の場所をGPSを利用して知らせる機能、警察が公開している「公開交通取締り情報」を表示する機能など、レーダー波以外の方法を利用した取り締まりにも広く対応している。とくにGPS機能に関しては、日本初のGPS補完衛星である準天頂衛星初号機「みちびき」に対応した製品でもある。
また、クルマのさまざまな情報を出力できるOBDIIに対応しており、クルマのOBDIIコネクターと本機を接続することで、エンジンの回転数やスロットル開度、エンジン負荷、瞬間燃費、インテークマニホールド圧力など自分のクルマの多彩な情報を表示できる。
というわけで筆者がそうであったのだが、本機は今までレーダー探知機に興味がなかったという人にも興味が湧くような、最先端の技術と機能を搭載した、ハードウェア好きにとっては実に楽しい製品なのである。
製品パッケージには準天頂衛星への対応やOBDIIへの対応がうたわれている | 同梱物の一覧。多機能ということもあり取扱説明書は107ページとボリュームがある |
本体は画面のまわりに5つの操作ボタンを備えるほか、タッチパネルでの操作も行える | 背面には電源コネクタの差込口と電源スイッチがある | 本体を離れた場所に設置した場合でも付属のリモコンで操作を行える。ミニバンなどでも便利に使えそう |
■5分程度で完了する簡単な取り付け方法
本機はレーダー波やGPS信号を受信するため、本体の前方に遮蔽物がなく、かつ空を見渡せる場所、つまりダッシュボードの上に取り付ける。取り付け方法は、付属のブラケットに専用の粘着マットを付けて固定する方法と、両面テープを使って本体を直接ダッシュボードに貼り付ける方法の2種類用意されている。ブラケットは、本体と接続する部分の根本がボールジョイントになっていて、取り付け後に比較的自由に角度調節を行える。
粘着マットは水洗いすれば何度でも再利用できる弾力性があるグミ状のものだが、粘着力はかなり強くしっかりと固定できる。粘着マットが付きにくいダッシュボード用に、シールで貼り付けて使用するマジックテープが付属しているので場合によってはそちらも利用できる。
本体には傾きを検知するジャイロセンサーが入っているため、地面に対して水平になるように取り付ける必要があるのだが、ブラケットを使う場合には後から角度調節できるのでとくに気にしなくても大丈夫だ。筆者のクルマの場合、ダッシュボード上に地面と水平になる場所がほとんどないため、検討の余地なくブラケットで固定した。固定すると書くと大変そうに感じるかもしれないが、前述したとおり粘着マットで貼り付けるだけなので、作業時間は30秒もかからない。
ブラケットは根元部分がボールジョイントになっているので、ある程度自由に角度を調節できる | 左がマジックテープ、右が粘着マット、下が直付け用の両面テープだ |
ブラケットで使う場合は、このように本体がダッシュボードから少し浮いたような状態になる | 直付けはスマートな雰囲気だが、ダッシュボードが地面と水平になっていないと正しく動作しない |
本体の電源は、付属のシガープラグコードを使う方法と、別売りの電源直結コード(OP-6U)を使う方法、さらに別売りのOBDIIアダプター(OBD12-RD)を使う方法の3種類用意されている。シガープラグコードは、名前のとおりクルマのシガーソケットに挿し込んで電源を取るだけである。電源直結コードは、シガーソケットを使えない場合などにヒューズボックスから電源を取ることができる。最後のOBDIIアダプターは、クルマの運転席まわりにあるOBDIIソケットから電源をとる。
筆者の場合は本機をクルマのハードウェアモニターとしても使いたいので、クルマの情報を取り出せる別売のOBDIIアダプターを使った。多数の信号線を持つケーブルのためか価格は5,980円と結構高価だ。接続は、OBDIIアダプターで本体のDCジャックとクルマのOBDIIコネクターを接続するだけ。どちらも挿し込むだけなので、作業時間は1分かからない。
以上で取り付け完了である。とくにクルマに関する知識がなくても取り付けることができ、取り付けに必要な時間も、あらかじめ取り付ける場所さえ分かっていれば5分程度ですべての作業が完了する。あとはクルマのエンジンをかけて本体の電源スイッチをONにすれば使用可能になる。
初めて起動する際にはGPSの測位に多少時間がかかるが、長くても1分程度だ。測位すると「測位しました」というアナウンスが流れ、画面に現在地の地図が表示される。なお、GPSの測位に関しては数時間クルマを離れる程度であれば次回起動時には待ち時間なくすぐに測位する。電源OFFの時間が1日程度だと30秒くらい、2日以上経つと初回起動時と同じ1分ほどかかるようだ。
電源スイッチは基本的にはONのまま使用するようになっており、クルマのエンジンを切れば本機の電源も自動で切れる。取り付け後に何も設定をせずに走り始めてもよく、オービスのある場所などで警告を出してくれる。
クルマに何かを取り付けるというと難しいイメージを持つ人もいると思うが、本機の取り付けは拍子抜けするほど簡単である。
■GPS機能で公衆トイレの場所まで知らせてくれる
本機はGPS機能を搭載しているため、レーダー波を出さないタイプのスピード違反の取り締まりにも対応できる。たとえばループコイルを使用したオービスの場合、道路の下にループコイルが埋められており、その上を通過するクルマの速度を計測して自動で取り締まりを行っている。速度計測時に電波を発しないため、センサーなどで検知することができない。そこで本機の場合には、本体に刺さっているmicroSDカード内に日本中の既知のオービスの場所を記録してあり、GPSで得られる現在地と照合してオービスの存在をドライバーに知らせてくれる。
記録データには、オービスの場所以外にもスピード違反や一時停止の取り締まりがよく行われている場所、駐車禁止を重点的に取り締まっている場所など、さまざまなデータが登録されている。データには交番、道の駅、公衆トイレの場所なども含まれており、その種類は52種類、スポット数は111,000件以上にも上る。
取り締まり場所やそのほかの情報は、初期の記録データどおりということはなく、月日が経てば変わってしまう。その解決策としてユピテルではGPS用の記録データの更新を毎月行っている。データの更新は有料で、1年間何度でも更新できる5,000円のプランや、更新したいときにだけ1,000円で更新できるプランなどを用意している。
クルマを駐車しようとしたところ、車上狙い多発エリアであるということを知らせてくれた | 続いて、前方230mに道の駅があるということを知らせてくれる本機。親切だが、もしうるさいと感じる場合には道の駅の警報だけをOFFにすることもできる | 道の駅が目前に迫ると、右上のレーダーに「接近!」と表示される。大げさでちょっと楽しい |
■準天頂衛星初号機「みちびき」で測位!
ニューギニア島の南方海上に見える×印の真ん中に○が書かれている衛星が準天頂衛星「みちびき」だ。また、右上の「No.193」と書かれている信号レベルの表示も「みちびき」のものである |
本機のGPS機能にはほかのレーダー探知機にはない大変大きな特徴がある。それは、準天頂衛星初号機のみちびきへの対応だ。初号機と書くとアニメの見過ぎではないかと思われるかもしれないが、これが正式名称である。
そもそもGPSは、アメリカ合衆国が打ち上げたGPS衛星からの信号を受信して現在地を算出するシステムだ。現在地の正確な算出には最低4基のGPS衛星から信号を受信しなければならない。ところが、日本から受信する場合には場所や時刻によって受信できるGPS衛星の数が少なくなったり、GPS衛星の軌道が地面に近い角度になってしまったりすることがある。また、空に十分な数のGPS衛星があったとしても、ビルの密集地や木が多い場所などでは上空を見渡すことができず、4基以上のGPS衛星信号を確保できないことがある。そこで期待されているのが、日本版GPSとも呼ばれる準天頂衛星システムだ。
準天頂衛星システムで使用する衛星は、日本とオーストラリアの上空を、日本側が小さくオーストラリア側が大きくなる非対称の8の字の軌道で飛んでいる。現在は2010年9月11日に打ち上げられた初号機のみちびきだけが飛んでいるが、将来的には2基が追加されて計3基になる予定である。みちびきは、日本のほぼ真上に7~9時間滞在したあとオーストラリアのほうに行ってしまうため、同じ軌道上にあと2基を追加することで日本の真上に準天頂衛星のどれか1基が24時間いるようにする計画だ。
準天頂衛星は日本のほぼ真上を通るため、ビルや木などの影響を受けにくく、今までよりも信号を受信しやすい。まだ1日7~9時間程度の時間しか利用できない衛星ではあるが、使えるのと使えないのとでは大違い。今までは測位できなかったような場所でも測位できる可能性はグッと高まる。何より、日本が打ち上げた衛星を使えるというだけでもちょっと嬉しい気持ちになれる。
というわけで、本機はみちびきからの信号を受信することができるレーダー探知機であり、かつ今後打ち上げられる予定の2基の準天頂衛星にも対応した将来性があるレーダー探知機なのである。
実際に本機のGPS測位情報画面を見てみると、1つだけ形が違う衛星を確認できる。衛星は画面上で×印で表示されているのだが、準天頂衛星だけは×印の真ん中に○が書かれている。また、測位に利用している衛星は画面上に衛星ナンバーと受信レベルを表示するのだが、取扱説明書によると、みちびきの衛星ナンバーは193~197番の数字で表示されると言う。画面を確認して見ると、見事に193番から信号を受信できている。
普段はGPS衛星からの信号の受信状態なんて気にしない筆者だが、日本の準天頂衛星からの信号を受信できているというのは、ちょっと感動である。ただ、測位情報画面の写真を見ていただくと分かるのだが、信号受信時のみちびきはオーストラリアのほうに行きかけている。なんだか、無理やり受信しているようにも見えるのが少々残念だ。次は日本の真上にあるときに受信してみたい。こんな些細な楽しみ方ができるのも、準天頂衛星に対応している本機ならではと言える。
■OBDIIでターボチャージャーとエコドライブの秘密を知る
本機は、単体でもクルマの速度、加速度、傾斜から急加速やアイドリング時間を算出し、エコドライブ指数などを表示できる。しかし、別売りのOBDIIアダプターをクルマのOBDIIコネクターに接続すれば、クルマが出力しているさまざまなデータを追加で表示することができるようになる。このハードウェアモニター的な機能は本機の大きな魅力であり、取り締まり探知機能に並ぶ本機のメイン機能と言える。
OBDII経由で表示できるデータの種類は56種類もあるので詳細はユピテルのWebサイト(http://www.yupiteru.co.jp/)で確認してもらいたいが、クルマの種類によって表示できる項目が異なるので若干注意が必要だ。OBDII機能の対応車種と、大まかな表示対応項目はユピテルのWebサイトで公開されている。自分のクルマが対応しているかどうかは購入前に確認しておいたほうがよい。
左から、測位情報、コンパス、時計を表示するプリセットC画面。同様に内容は変更できる。 | 衛星の位置と受信レベルを表示する測位情報画面 |
さて、筆者はターボ付きのクルマに乗っているため、以前からブースト計を付けたいと思っていた。本機を取り付けたあとに早速ブースト計を試してみたのだが、これがなかなか楽しい。運転していると、画面上に表示されている針がピョコピョコ動くため、ターボがちゃんと働いているということが目で見て分かる。まあ、インテークマニホールドの圧力が分かったところで何かに役立てられるわけではないので自己満足以上の意味はないのだが、アクセル操作にあわせて針が動くだけでも少し運転が楽しくなる。
また、本機のおかげで1つ衝撃の事実を知ることもできた。それは、今までターボのおかげで力強い加速を得られていると思っていたのが、ブースト計の値を見たら負圧になっており、実はターボはそれほど働いていなかったということが判明した。普段より回転数を上げるとちゃんと圧力が上がるので、ターボにきちんと仕事をしてもらう(正圧にする)ときは、アクセルを踏み込んで、もっと回転数を上げなければいけないということを、本機を付けることで知ることができた。なんだか恥ずかしい話ではあるが、結果的に付けて本当によかったと思っている。
いろいろと試したなかでもう1つ感動したのが、今回燃費と瞬間燃費の表示だ。文字どおり、今回燃費はエンジンをかけてから現在までの燃費を表示し、瞬間燃費は瞬間の燃費を表示する。当たり前だが、走り始めは凄く燃費が落ち込み、スピードが一定になると燃費が上がる。ターボと同じでこちらも恥ずかしい話なのかもしれないが、筆者は燃費をよくしたいときはできるだけエンジン回転数を抑えて走るようにしていた。しかし瞬間燃費の値を見ていると、回転数ではなくアクセル開度に応じて変化する。つまり、アクセル開度を低く保ち、回転数を適正にすることで燃費はよくなるというわけだ。
また、まだ試行錯誤中だが筆者のクルマの場合は、ゆっくりとスピードを上げるよりも、ある程度エンジン回転数を高く保ち、素早くスピードを上げて早めにスピードを一定に保つほうが燃費がよくなる結果となっている。筆者のクルマでの普段の燃費は7km/L程度だが、本機を付け、瞬間燃費をときたま見ながら走っただけで10km/Lまで燃費が向上した。
瞬間燃費をよくするように運転すると、徐々に今回燃費も上がっていき、そのことが凄く楽しい。楽しめるし、お財布に優しいし、よいことづくめである。本機を使用するのなら、OBDIIアダプターはぜひ付けてほしい。本機の魅力の半分はOBDIIを使用したハードウェアモニター機能にあると言ってよい。
■発見と驚きと楽しさがある警報機能
本機はレーダー探知機なので、取り締まり情報を知らせる警報機能についても使用感を紹介しておこう。前述したとおり、あまり興味を持てない機能だったのだが、使ってみたらかなり楽しめる機能だということが分かった。
検知できる取り締まり内容は、レーダー波の検知に無線の検知にGPSの登録データとのマッチングにと、とにかく数が多く、詳細はユピテルのWebサイトで確認してもらいたい。実際に使ってみると、とにかくいろいろとお知らせしてくれるので、普段何も気にせず通っていた道でも多くの発見がある。警報は特定の警報を消したり、警報レベルを変えてざっくりと警報の細かさを変えたりすることができるので、うるさいと感じたら警報の種類を減らせばよい。
使っていてまず楽しいと感じたのは、オービスの警報だ。オービスがある場所に近付くと、1km手前あたりで警報が鳴り始め、画面の右上に自車からオービスまでの距離と方向が表示される。まるでフライトシミュレーターなどで、敵機をレーダーで捉えたときのような演出だ。
同時に画面の上部に、レーダー式やループコイル式といった速度計測方法の種類が表示され、注意レベルが1~5の範囲で表示される。オービスの場合には距離が遠いと1で、近付くと2、3とレベルが上がっていく。さらに写真が記録されている場合にはオービス設置場所の写真が表示される。走っているので、この間にも右上に表示されているオービスとの距離はどんどん縮まっていき、注意レベルが上がり、さらに警報が鳴る。そして地図上および右上の距離計上で自車とオービスが重なり、ついにオービスを無事かわしたことが分かる、といった具合だ。いつもと変わらぬ運転が急に非日常のような雰囲気になり、大変楽しい。
ほかにも、署活系無線などの無線検知の警報もなかなか楽しい。無線の場合は相手の場所を特定できないので、近くで無線が使われているということだけを無線の種類と共に知らせてくれる。筆者はまだ2回しかこの警報を体験していないが、その内の1回は警報が鳴った場所の次の交差点の脇道にパトカーが待機していた。だから何?と思われるかもしれないが、パトカーがいることを事前に知ることができたという「勝負に勝った」というような妙な楽しさがある。
スピード違反の取り締まり頻度が多い場所や、交番の場所や警察署の場所、Nシステムの場所や事故多発エリアなど、いろいろな情報を知らせてくれるので結構頻繁に警報が鳴る。さらには道の駅の接近まで教えてくれる親切設計だ。通勤などで毎日通る道ではさすがにうっとうしく感じると思うが、ときどきしか通らない道や初めて通る道では多くの発見があって楽しめる。それに、通勤などのときは警報レベルを下げておけば静かになるので問題ないだろう。
なお、取扱説明書にも書かれているが、レーダー探知機の誤検知による誤警報は仕組み上避けられない。レーダー探知機が自動ドアに反応してしまい、誤警報が多過ぎて使い物にならないという話は筆者も知人から聞いたことがある。しかし、試しに自動ドアが多い道を走ってみても誤検知は見られず、筆者はまだ1度も誤検知による誤警報を体験していない。本機に関しては、誤検知は気になるレベルでは発生しないと見てよいだろう。また、もし誤検知する場所がある場合には、その場所をキャンセルエリアとして登録することで次回から警報を鳴らさないように設定できる。
■クルマに乗ることがより楽しくなるレーダー探知機
本機は分類としてはレーダー探知機だが、レーダー探知機としての機能が半分、クルマの情報を表示するハードウェアモニターとしての機能が半分の、複合機のような製品だ。準天頂衛星に対応する最先端の機器でもあり、ゲームのような要素も加えられているため楽しめる。
筆者が楽しい楽しいと書いていることに対して、レーダー探知機なのだから楽しいかどうかではなく役に立つかどうかが重要ではないの?と思われる方もいると思う。しかし、この製品どうだった?と聞かれたら、やはり役に立つというよりも、楽しいよという感想が先に出てしまう。もちろんレーダー探知機として役に立つことは間違いないのだが、本機の場合にはそれよりも、クルマに乗ることをより楽しくすることに重点を置いた製品と言える。
総合的な完成度が高いので興味がある人にはオススメしたい製品ではあるのだが、本体の価格がレーダー探知機として見てしまうと高価なことと、さらにOBDIIアダプターが比較的単純なケーブルにしては(ディップスイッチがあったり、車内使用を考えた耐熱性を持つにしろ)高価なので、セットで買うと単なるレーダー探知機としては割高感がある。
とはいえ、レーダー探知機のフラグシップモデルで、かつハードウェアモニターで、クルマに乗ることが楽しくなる機器ということを考えると、この価格で買っても満足度はかなり高い。もっと楽しく運転したいなと思っている人は購入を検討して見るとよいだろう。
(岩崎晋也)
2012年 2月 17日