（編集中）

大久保有規彦（ohkubo@impress.co.jp）

　ホンダ、スバル、スズキは“イヤな予感が当たった”って感じですけど、オンワードと西武には仰天。どっちも強豪チームじゃないすか。このまんま日本のアメフトとホッケーは消滅ですか? NFLとNHLがテレビで見られるならいいやってか? それもなぁ。

　こーなってくると、ミニバスをやっている娘を持つ親としては、JBLの行方が心配。全8チームのうち、栃木と北海道以外はみな単一企業名を名乗っているんですな、イマドキ。娘に手軽に見せられるお手本がなくなるのは困るんですよ。

田中真一郎（tanak-sh@impress.co.jp）

　ホンダ、スズキに続いてついにスバルも撤退発表。最近参戦したスズキはともかくスバルに関しては長年続けていただけに、そういう判断になってしまったかと感慨深いものがありました。今の会社に入る前はSE（システムエンジニア）の仕事をしており、クルマ好きの友人と話す話題はF1やWRCの話。

　友人はトヨタが好きで「ST185や205かっこええ」とか、当時はトヨタが全盛期でした。そこにスバルのインプレッサ（GC8）がデビューし、デビューレースの1000湖ラリーで2位となったのはとても強く記憶に残っています。ドライバーは地元のアリ・バタネン。ユハ・カンクネンなどもそうですが、フィンランドは人口約500万人の国なのになんでこんなに世界的ドライバーが出るのか不思議に思っていました（今はF1のほうがネン活躍中ですかね）。「気象条件が」と言う人もいますが、中山雅洋氏の「北欧空戦史」を読んでいたので、それだけでもないような気もしています。あ、話ずれましたね。

　STIカラーはチェリーレッドですが、スバルのモータースポーツと言えばやはりあの青と黄色が印象的だっただけに、WRCで活躍するクルマ（メーカー）という物語性がなくなることがどう影響するのか気になります。PWRCの支援は継続するようなので、経営環境が改善した段階で再び世界の頂点へのチャレンジを期待します。ただ正直為替がこれだけ円高に振れると（本日は1ドル＝89円台に戻しましたが）、どこのメーカーも厳しい決算になりそうです。

谷川潔（tanigawa@impress.co.jp）