編集後記
2023年1月8日
椿山和雄
新年あけましておめでとうございます。年末年始、皆さまはどのようにおすごしになったでしょうか? 自分は久しぶりによくTVを見て過ごす年末年始となりまして、そんな中、テレビ朝日の2時間ドラマ「西村京太郎トラベルミステリー」シリーズが完結するというので、ファイナルとなる作品「十津川警部のレクイエム」を見てしまいました。
自分は、このシリーズ、初代十津川警部役の三橋達也さん、亀井刑事役の愛川欽也さんのコンビが活躍していた時代によく見ていて、時刻表のトリックを暴いていくシーンにはドキドキしながら見ていたものです。
今回の「十津川警部のレクイエム」は、時刻表のトリックなどはないのですが、最後まで気を抜いて見ることはできない展開で、クライマックスには十津川警部が真犯人に向けて拳銃を抜くアクションシーンもあったりと、ファイナルとなる作品にふさわしい仕上がりと思いました。
真犯人は誰か? というのは作品を見てもらうとして、十津川警部の刑事としての怒りをぶつけるにふさわしい悪を演じきった真犯人役に、自分は感動したのであります。