編集後記(2009年7月3日)

 

 どうも車の運転が好きな性格から、ついインプレッションは運転のことばかりに走ってしまいますが、これから長くつきあうつもりなら、やはり後席の快適性というのは重要です。

 後席の快適性というと、とかく広さが重要視されますが、目から鱗なのがRX-8の後席。RX-7は3世代ともに狭い後席でしたが、RX-8の後席は意外と広い。頭上や足元のスペースは結構余裕がある。ちょうど一人用のソファーという感じで、センタートンネルが大きいので、肘掛けにもなって、側面は体を預けられる狭さ。ちょうど全体的に体がすっぽりと収まる感じ。

 さらに前方の視界はというと、前席のシートバックで大部分が遮られ、サイドの窓は小さい上にスモークなので、全体的に薄暗い。と、こう聞くとあまりほめている様には聞こえないでしょうが、実はこの暗さと狭さが閉塞感を生んでいて、自分の世界に閉じこもるのに最適なんです。路面から伝わってくる断続的な振動を腰の辺りに感じていると、あっという間に眠りの世界に誘われます。体は全体的に包まれている感じなので、カーブの度に目を覚ますこともなく、熟睡できます。だまされたと思って是非一度体験してみてください。

 話は変わりますが、大久保さん、長い間お疲れ様でした。今後のますますのご健勝をお祈りしています。

瀬戸学


 それでは皆様、ごきげんよう。どうもお世話になりました。

大久保有規彦


 (出張中)

田中真一郎


 車のトラブルでやっかいなのが音の問題。左後輪や前輪からキュルキュル音が出るため、ディーラーに出したら「今のところ再現できません」との連絡。クラッチもキュッキュッ鳴っているのですが、こちらは再現できたようで「オーバーホールになります」と。にぎやかなまま走るか、根本的に直すか悩みどころです。

谷川潔