編集後記(2009年9月4日)

 いよいよF1日本GP開催まで1カ月を切りました。関東に住む身としては、富士スピードウェイでも今後盛り上がっていくことを期待したいところではありましたが、今年の鈴鹿の盛り上がり、特に地元を上げて奮闘している姿を見ていると、やはり根本的な所から大きな差があったような気がします。

 比較的街中にある鈴鹿と、都心から近いとは言え駅からも遠い富士では、ロケーションも大きく差があると言う人もいますが、根本的にサーキットに気軽に遊びに行くという文化が、鈴鹿には根付いているような気がします。逆に言えば、富士スピードウェイにもがんばってもらって、そういった文化を育ててもらいたかったところですが。なにはともあれ、3年ぶりの鈴鹿でのF1開催、成功することを祈っています。

瀬戸 学


休暇中

小林 隆


 先週末に箱根の彫刻の森美術館で開かれた「Audi MUSIC meets ART」(http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/experience/event/AJ_Event/amma.html)に行ってきました。涼しくて空気のよい箱根で、ジャズと彫刻と美しいアウディ車の数々を堪能。もーね、アウディがバシっとハマるオトナな人たちのフェスですよ、Impressのヲタク風情が足を踏み入れても気まずい思いをするはずのオサレ空間ですよ。ああそれなのに、大貫妙子サマの歌声はこ汚いアラフォーヲタの耳にも優しく届けられたのでありました。

 寡聞にして知らなかったのですがこのイベント、もう10年も続いてるんだそうで。物事の移り変わりの速い昨今、直接利益を生まないイベント(メセナってんですか、こういうの)を長い間支え続けているということに、ガラにもなく感じ入ってしまいました。

 ぶっちゃけ、アウディというのは輸入車の中でも泥臭いイメージがあったように記憶しているんですが(日本新党のヤスオちゃんなんか“農民の車”って言ってたよ、たしか)、今や飛び抜けて都会的で洗練されたブランドになっているわけで、こうした変身の陰には、MUSIC meetsARTのような地道な努力があったということなんでしょうな。ブランドは1日にして成らず。Car Watchもがんばんないとね。なんつって。(←オサレ光線にアテられて、ガラにもないことを連発してます)

 

田中真一郎


 9月になりました。シルバーウィークと呼ばれる大型連休が控えています。本日、高速道路各社より渋滞予測が発表され、それを見るとゴールデンウィーク並の渋滞が予想されています。

 これに対抗するには、やはり出発時刻をずらすなどするしかないのかなと思いますが、そもそもどこへ行くかも決めていません。1日くらいは遠出をすべく、お出かけプランを作成中です。

谷川 潔