編集後記(2009年10月9日)

 本日とても刺激的なクルマに乗りまして、えぇ小林氏と同じクルマなんですが。

 ここ最近は動いているのかどうかもわからないほど静かなクルマが重宝されていますが、やはりクルマに重要なのは官能的なエキゾーストノートなんだなぁと実感させられたしだい。

 アクセルに呼応して背後から響くサウンドに、取り憑かれるかのようにさらにアクセルを踏み込みたくなる。時間にして15分ほどの試乗でしたが、その間表情は緩みっぱなし。ECOドライブのEの字もなく快楽のままに走りました。

 やっぱりクルマの魅力っていうのはこういうものですね。今まで金持ちの道楽車かと思ってましたが、本気で欲しくなりました。まぁとても買えないんですけど。

瀬戸 学


 本日のことですが、人生初の体験をしました。とある車に少しだけ試乗をしたのですが、そりゃもう、テンション上がりっぱなしで大変でした。アドレナリン全開とはこういうことを言うのか。

 端から見た姿と実際に運転した印象は、非常に大きく異なります。借金背負ってでも買いたくなる気持ちが、痛いほど分かりました。ていうか、あのエキゾーストノートは反則だよな(笑)。

 この車については、近日「写真で見る」シリーズで紹介される予定です。皆さんお楽しみに。

小林 隆


 1週サボっている間にフランクフルトショーから1カ月が経ちそうな日になってしまいましたが、せっかく作ったのでまた車載動画をのっけておきます。今度はアウトバーンの工事区間と、アウトバーンを降りて、目的地に着くまで。

 

 

 アウトバーンで一番たまげたのは、サービスエリアに入ったときでした。お土産コーナーにフランケン・ワインが山積み!もちろん売り物。日本じゃありえないでしょ。びっくりしすぎて写真を撮り忘れました。「いくら速度出してもいいけど事故ったらおまえさんの責任だからね」「酒売っているけど、飲んで運転したらだめだってことくらいわかってるよね」っていう国なんだなと、実感いたしました。オトナ扱いしてもらうのっていいよね。

田中真一郎


 明日から一般公開される全日本模型ホビーショー。車関連ではフェラーリが目立つ結果となっていたのは記事として取り上げたとおり。もちろんホビーショーと言うからには、車以外に、ガンプラやAFV、ヒコーキや鉄道などもあり、模型好きな人は半日ゆっくり見て回れるでしょう。

 車以外での衝撃的な展示は、“ヒコーキのハセガワ”の1/48「F-22Aラプター“アイドルマスター 天海春香”」。米空軍の最新鋭戦闘機であるラプターをハセガワが新金型で模型化するのですが、第1弾が「エースコンバット6」版のアイマス仕様。一般的に特別塗装などカラバリモデルは、通常塗装(つまり米空軍塗装)の後に発売されます。しかし、この1/48ラプターは、アイマスバージョンを最初に投入。通常塗装版は来春までおあずけです。

 ハセガワの担当者に訪ねたところ、「やはり、そのほうが話題になりますから。(ラプターの開発元の)ロッキード・マーティンに確認したらOKをもらえたので」と言ってました。12月発売予定で、7140円。限定生産です。ちなみに計器盤やシートベルトなどがエッチングパーツで用意され、こちらは2520円。 

F-22Aラプター“アイドルマスター 天海春香”。まだモックです
三菱 F-2A“アイドルマスター 双海亜美”もありました。デカール貼りは大変だろうなこちらは本物のF-22Aラプター。今年の横田フレンドシップデーに飛来した際のものです

 いずれ車の模型も痛車バージョンが先に模型化される時代になるのでしょうか。時代と言えば時代です。

(C)窪岡俊之(C)NBGI

谷川 潔