編集後記(2009年12月11日)

 自動車メーカーに勤める人は、当然そのメーカーの自動車を買うことを、半ば強制されるものだと思っていました。実際そういったメーカーは多いし、周りの自動車メーカーに勤める友人もそう。下請け会社の新入社員でさえ「今乗っているのは仕方がないが、買い換えるときには親会社のクルマを」という指令が出ているほどです。

 しかし先日モータージャーナリストの岡本幸一郎さんとご一緒した際、「開発者が他メーカーのクルマに乗れないようなメーカーではダメだ」と言われて目からウロコ。岡本さんは、某メーカーの開発者(しかも責任者クラス)が他メーカーのクルマを乗り回していることに触れたところ、自信満々に「僕はこのクルマが好きなんです」と言われたことがあるそうだ。メーカー的には問題発言だろうが、ユーザーから見れば、その人の作ったクルマにはとても興味が沸く。少なくともその言葉から、その人がクルマ好きであることがうかがえるし、なにより指標となるものを持っていることが強みに感じる。

 ディーラーマンには難しいだろうが、ぜひ開発者には、他メーカーのよいと思うクルマにどんどん乗れる環境を作ってみると、もっと世の中にたのしいクルマが増えるのかもしれない。

瀬戸 学


 12月6日は、富士スピードウェイで開催されたニスモフェスティバルに行ってきました。朝6時。東名高速道路の東京ICから乗ると、近頃はあまり遭遇しないR32 GT-Rとさっそく遭遇。さすがニスモフェスティバル、やっぱり出会いますね~♪

 なんて思っていたら、あれよあれよと前方にも後方にもGT-Rが! なんとなく走っていたらなんとなく先頭になり、誰か先導してくれないかなと思い走行車線に車線変更してみると、後続の皆様も同様の動きを……。結局、厚木ICから御殿場ICまでご一緒させて頂きました(笑)。こうして偶然遭遇した間柄でも、何だかもの凄い連帯感を感じたのは自分だけでしょうか。途中でステージア 260RSの集団とも出会い、これだけRB26搭載車に出会うのもそうそうないなと、地味に感動してしまいました。

 余談ですが、現在、愛車のフロントバンパーは深い傷を負っているので、パドック側のブースにあったフロントバンパー1万5000円というのが個人的にかなり気になりました。リップがなかったし、色も違うので決断には至りませんでしたが。

小林 隆


(作業中)

田中真一郎


  明日からホンダ本社1階のウエルカムプラザ青山で「Honda MotorSports Thanks Fair 2009」が始まる。NSX-GTが飾られるほか、12月19日にはトークショーも。実は12日にも14時からトークショーがあり、こちらはホンダのグランプリ参戦50周年記念として“あの”宮城光氏が登場。タミヤのバイクモデル開発担当者とのトークショーで、製作実演コーナーもある。

  幕張メッセで開催中のサイクルモードの帰りに立ち寄る予定です。超精密模型であるRC166の製作実演には期待しています。バイクや模型に興味がある方はどうぞ。

Honda ウェルカムプラザ青山にRC166の実車が登場!

谷川 潔