編集後記(2010年5月14日)

  ゴールデンウィーク期間を利用して、沖縄に行ってきました。

 男3人という何とも哀愁漂う感じの旅行だったのですが、美ら海水族館に行ったとき、「レンタカーのエンジンがかからなくなってしまった」と、お困りの男性がいらっしゃいました。

 視線をそのクルマに向けてみると、ははーん。なるほど。十中八九故障ではないと分かりつつ、念のためガソリンの量などを確かめる。やはり問題なし。

 「えーと、このクルマは始動時にエンジンかからないんすよ~」と自分。プッシュスタートスイッチを押し、ギアをDレンジに入れると問題なく動いた。レンタカーはプリウスでした。

 その男性は年配の方で、とにかく燃費がよいと聞いたから選んだと言います。レンタカー屋さんでも始動時はエンジンがかからないでモーターで動く、と説明があったのでしょうが、慣れていない人は確かにクルマが動かなくなったと感じてしまうのかもしれませんね。その辺りの周知徹底がもっと必要なのかも、と感じる出来事でした。

 あ、ちなみに美ら海水族館は1時間待ちと大人気! やっぱりあの巨大ジンベイザメを見ないと帰れないということで、男3人むさ苦しく並んできましたとさ。

小林 隆


 ドック入りした我が家のE90。代車として来たのがナビもETCもない国産車。そんな“プレーン”なクルマにのるのは実に久しぶりのことで、同乗者のiPhoneのナビアプリのデキのよさに驚かされたり、久しぶりに有料道路の料金所で一時停止して、自動発券機の前で「えーと、ここでお金入れるんじゃなかったっけ」としばし悩む「ETCボケ」を味わったり、いろいろ新鮮でございました。

 ボケたのはドライバーだけじゃないようでして、夜中に某料金所でお金を払おうとしたら、徴収員さんが奥の方にじっとしていて出てこない。クラクションを一発鳴らしたら、はっと飛び起きてスイマセンスイマセンとお金を取りに来たという。ETC、ずいぶん普及したねぇ、と思った一幕でした。

 ちなみにこのとき同乗者は「このままお金払わないでいっちゃえ」と、とっても“黒い”アドバイスをしてくれましたが、ドライバーは「そんなことしたらバーにぶつかっちゃうだろ」と見事なETCボケっぷりで切り返してしまいましたとさ。

田中真一郎


 暖かくなったせいか、普段使用しているノートパソコンが熱暴走しまくりで仕事にならなくなりました。高性能なのはよいのですが、起動直後に再起動がいきなりかかり、そのまま無限ループに陥ってしまいます。だましだまし使っていたのですが、さすがに我慢の限界を超え、修理に出してみました。暑い夏にもバテることなく動いてくれるパソコンになって戻ってきてほしいと願っています。

 修理に出す前にバックアップを取ったのですが、普通に使っていると暴走してしまうため、保冷剤を十数個まわりに配し、一晩かかって作業を終えました。こんな作業は2度としたくないなぁ。

谷川 潔