編集後記(2010年6月11日)

 いよいよ今日W杯が開幕します! なんせ4年に一度の大イベント。しばらくは寝不足の日々が続きそうな予感が……。

 で、勝手に優勝予想。本命はやっぱりスペインでしょうね。MFシャビ、イニエスタコンビにビジャ、F.トーレスのFWコンビは強力。GKカシージャス、DFプジョルの守備陣も安定度高いですよ。まさに無敵艦隊。

 それとブラジル。守備的な布陣と言われていますが、カカ、ロビーニョ、ルイス・ファビアーノのポテンシャルもハンパじゃあありません。DF陣も安定しているみたいですし、ツボにはまったら優勝まっしぐらですよ。

 個人的に頑張ってほしいのがアルゼンチン。世界一のプレーヤーといっても過言ではないメッシを軸に、イグアイン、アグエロ、ミリートなどよりどりみどりのFW陣。これにベロン、マスチェラーノが絡むんですから、相当やってくれる気がしてなりません。気になるのはマラドーナの采配ですかね……。余計なことをしなければいいんですが。

 しかし日本は予選で何点とれるのでしょうかね。ここ数試合で闘莉王のコーナーまたは自殺点しか見てないですけど? とにかく初戦のカメルーンがすべて。全力で応援したいと思います。

小林 隆


 

 ジュークって、なんかに似てる、と思ったわけです。姿形は全く違うけど、こんな“匂い”というか、予感を持って登場したクルマが昔あった、と。

 そういえば日産にはS13シルビアっていう、安くてかっこよくて楽しい大傑作車がありました。先輩のノン・ターボのS13を運転させてもらって、同じバイト先に向かうあの時間は、本当に幸せでした。あんなに憧れたクルマなのに、ジュークの発表会場で思い出せなかったなんてね。

 S13と同じくらい、ジュークが今時の若者のハートに火を点けてくれますように。

 えー、写真と本文はまったく関係ありません。たまたま同スケールでこの2台が揃ってしまったので、並べてみる誘惑に勝てなかったわけです。

田中真一郎


 6月9日公開された新型インプレッサのニュルブルクリンク走行映像。白い4ドアボディーのWRX STIがニュルブルクリンクを激走する映像は素直にかっこよいですな。ドライバーはあのトミ・マキネン氏で、シフトチェンジをミスったり、コース取りをミス(?)ったりしながら何事もなかったように、北コースを駆け抜けていきます。

 見ていて思うのは、「マキネンはこのコースをまったく覚えていないのでは?」ということ。で、そうだとするならば「なんで覚えてもいないのに、こんなハイスピードでクルマを操れるの?」という疑問が沸いてきます。この辺りの疑問は機会があったら解決してみたいところです。

 トミ・マキネンがドライブし、なんだかゴツクなった4ドアインプレッサを見ていると、ランエボの進化形にも見えてくるから不思議です。ランエボの4G63とインプレッサのEJ20ではエンジン特性や、設計思想からして違うのでランエボ好きな人がどう思うのかも興味があります。まあ、10年後にこのようなクルマが存在するかどうか分からない状況になっているので、そういった意味でも貴重なクルマの登場だと言えます。

 ちなみにランエボ好き(ランエボ4時代)の友人1名に聞いたところ「今はi-MiEVとかリーフみたいな電気自動車に興味がある」と。うーむ。

谷川 潔