編集後記(2010年10月22日)

 先週末は、ダンロップが主催するサーキットレッスンの取材のため福井県に行ってきました。その模様はリポート(http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20101021_401146.html)していますが、久しぶりのサーキット走行に四苦八苦しました。

 自分のドラテクがどうだったかはさておき、とにかく不安だったのはクルマが故障しないかという1点に尽きます。なんせ20年前のクルマ。いつなにがおきてもおかしくありませんが、結果的に無事帰ってこれてよかったっす。

 まあしかし、今回のイベントで同じR32 GT-Rのオーナーさんがいたのですが、タイムが3秒も速いってどういうことなんですかね? 間違いなくクルマの問題ではなく、腕の問題だってことは重々承知しております、はい。日々精進ですなあ……。

小林 隆


 我が家の近所に「子育て応援マンション」というものができまして。これが外から見た限りではなんの変哲もない今どきのマンションで、どのへんが子育て応援なのかよく分からないんですが、完成して入居が済んでみりゃ、駐車場には“モノより思い出”な子育て応援系車両がズラリと並んだわけです。

 そんな中に1台だけ、ドイツ物の丸っこいロードスターがおりまして、当然これがすごく目立つ。はたしてあのオーナーは、まだ子供はいないんだけど先物買いでこのマンションに入ったのか(まだ独身だったりしてね)、ミニバンブームに反旗をひるがえしてスポーツカー好きな子供を育てようとしているのか、実はほかにちゃんと子育て用車両があるのか、単に「子育て応援」の文字が目に入らなかった(または目に入らないフリをしている)のか。想像をたくましくして楽しませていただいている、秋の夜長の帰り道でございます。

田中真一郎


 首都高の神奈川6号川崎線が羽田空港新国際線ターミナルの開業に間に合うように開通しました。川崎線も走ってみたいのですが、新国際線ターミナルにはいろいろお店があるようなので、できれば週末訪れてみたいと思っています。

 テレビのニュースを見ていると「羽田便利」「成田遠い」の大合唱で、成田空港の地盤沈下が叫ばれています。成田空港も、北関東道、圏央道の開通で便利にはなるのでしょうが、いかんせん都心からの距離があり、羽田を逆転するのは難しいでしょうね。

 ただ、今まで成田に多額の投資が行われてきたわけで、なぜその分を最初から羽田に投資できなかったのか不思議です。「ライバルはインチョン」「チャンギはすごい」「ハブ&スポーク」「ポイントtoポイント」など、あれこれ言われているものの、羽田の滑走路は短く、本数は少ない。その上、空域を横田に抑えられており、なかなか厳しい状況。分散投資はどうしてもムダが発生するので、これからはムダな税金を使わず、しっかり発展していってほしいと思っています。

谷川 潔