編集後記(2010年11月5日)

 SEMA SHOWに出展された「CR-Z Hybrid R Concept」がツボです。ハイブリッドなのにターボ? その馬鹿げた感じに興味津々です。

 しかも格好よい。久々にGTウイングが似合うクルマを見た気がします。大きいエアインテークやセンター出しデュアルマフラー、そして低い車高はまるでハイブリッドカーの様相を呈していません。

 ターボ化により出力は約202PSだそうです。6速MT仕様なら車重1130kg(実際はもう少し重いでしょうけど)ですからね~、きっと楽しいに違いないと想像が膨らむわけであります。まんま発売されたら最高です。ってか乗ってみたいなあマジで……。

小林 隆


 作業中。

田中真一郎


 総務省が発表した環境自動車税(仮称)。自動車税を一本化し、シンプルな税体系にするという趣旨には賛成できるのですが、排気量とCO2排出量の区分けはどうなるのでしょうか。現政権党は、課税根拠を失った暫定税率(ガソリン税、軽油取引税、自動車重量税、自動車取得税)の廃止をうたっていたので、新たな税額は暫定税率を考慮しない形で決めてほしいところです。

 周知期間についても触れられており、今年度末にはなんらかが決まる模様。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)のドタバタを見ていると、この国をどうしていきたいのかが、今ひとつ分からない状況になっています。あ、そういえば高速道路の料金案はどうなるのでしょう。継続審議中になっているはずですが、ここ数日の状況を見ていると、それどころではなくなっていますね。

谷川 潔