編集後記(2010年12月3日)

 昨日、今月末に発売される予定の新型ヴィッツの燃費が26.5km/Lとの発表がありましたが、いや~、すごいですね。マーチの26.0km/Lを超えちゃいました。でも、もっとすごいのは来年前半に投入予定のデミオですよね~。電気デバイスのサポートなしで30km/Lってんですから、とんでもないですよ。

 とんでもないと言えば、我が愛車のGT-R(R32)の燃費。街中なんて4km/Lくらいですもんね。アクセルベタ踏みしたらもっとわるいでしょうね。まあ燃費がわるくても、代わりに得ているものがあるので全然不満に思いませんけど。

 そんなこんなで、今後一層燃費競争が激化するのでしょうが、もう少ししたら燃費競争じゃなくて電費競争とか言うんですかね。リーフにちょっと乗ってみたいと思う今日このごろでした。

小林 隆


 作業中

田中真一郎


 ついに日産の電気自動車「リーフ」が正式発表されました。三菱自動車の「i-MiEV」とあわせて電気自動車の世界を広げていきそうです。ところでこのリーフは午前中に発表会が行われたのですが、午後に行ったスバルの説明会でKさんに言われたのが、「うちはリーフでなくて、ルーフです」というギャグ(?)。スバルも電気自動車を作っていたので、純度の高いサンバーをベースに、ぜひ量産電気自動車を登場させてほしいものです。

 サンバーは、RRという独特の構造を持っていて、EVへのコンバージョンもやりやすそうに見えるんですけどね。サンバーは来年50周年を迎えるので、サプライズを期待しています。

 あ、そうそう、電気関連では12月4日に東北新幹線が全線開業します。期待のE5は3月5日投入なのが残念ですが、E5は500系以来の300km/h超えの営業運転を目指す車両なので、その走行が楽しみです。ネコ耳はなくなったものの、500系で見ることのできなかった320km/hの夢をかなえていただきたいかと。

さて、電気自動車を320km/h運転できる日は来るのでしょうか。日本の場合は、クルマではなく道路の問題ですな。

谷川 潔