編集後記(2011年10月7日)

 とある友人から「K-POP居酒屋」なる所に行かないか、とお誘いが。

 たまたまバイクで走行中に見つけたそうで、気になって店内を覗いたところ、どうやらミニスカのお姉様が焼き肉を運んでくれるということらしい。仕方ないので肉のテイスティングを週末してこようかなと思ひます。あくまで肉メインですよ、肉がねw

 あ、週末と言えばいよいよF1日本グランプリですな(ってもう今日からか)。とりあえず母国代表として可夢偉選手頑張って~!

小林 隆


 (作業中)

田中真一郎


  今週はCEATECや新iPhoneの発表などIT系のニュースの週。CEATECには日産が2007年から毎年出展しており、初回は確かスカイラインクーペをカーウイングスとともにチョロっと展示していただけだったのが、どんどん大規模に。今年は家まで展示していたのは、時代の流れかと。

 CEATECは、秋のデータショーとエレショーをルーツに持つ展示会で、秋のデータショーとエレショーは、マイコン好きだった自分にとって、春のマイコンショーと並び、新製品が一堂に見られる楽しい展示会だった。東京モーターショーも同様だが、部品のブースを丹念に見て歩けば、「数年後にこんな製品が出てくるのかな?」という未来が垣間見えるワクワク感があった。

 そんな時代に愛読していた「月刊アスキー」という雑誌。白の時代に入る前の月刊アスキーは、コンピューターの可能性と、それを可能にするソースコードが載っており、発売日が待ちきれない自分は、早売りを行っている秋葉原のBit-inに毎月立ち寄るありさまだった。

 その時代の月刊アスキーの表紙を開くと目に飛び込んでくる見開き広告がApple IIのシステムで、まだガキだった自分にとって高価なApple IIは夢のまた夢。なんとか覚えたCOLOR文とLINE文を駆使して、お店のデモ機のPC-8001に打ち込むのがとても楽しかったのを覚えている。

 月刊アスキー、Bit-in(ラジオ会館)は今はなく、Microsoftのゲイツ氏は引退し、Appleを作ったジョブズ氏は亡くなった。ジョブズ氏の訃報を聞いて、いろいろなことを思い出した週末だった。

 現在、絶版となっている富田倫生氏の「パソコン創世記」が@ITでWeb公開されているので、古い話に興味のある方はどうぞ。
http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/index/index_genesis.html


谷川 潔