編集後記(2012年5月25日)

 来月友人の結婚式が2件あることを後押しに、かねてから使用してみたかったキヤノン「EF70-200mm F2.8L IS II USM」をネットで購入。

 まだ使う機会に恵まれていないものの、一度どこかで試し撮りをしておかないとあとで泣きをみそうなので、週末に自分の愛車でどこかで撮影してみようと思います。上司からエクステンダー(1.4X II)も拝借したので、それも試さねば!

 うーむ、しかしこんなん買っててウチの財政大丈夫なんだろうか!? ポチッとするだけでこんな高額なものが買える世の中が怖いです。

小林 隆


 アポロ計画のことは残念ながらなにも覚えていないけど、生まれて初めての夜更かしはアポロとソユーズのドッキングの中継を見るためだったし、有明でやってた宇宙博には3回ばかり行った(本当は会場に住みたいくらいだった)。スカイラブやスペースシャトルのタイルが校庭に落ちてこないものかとひたすら願いつつ、愛読書はトム・ウルフのThe Right Stuffとボブ・ウォードのThe Light Stuff(邦題は「ザ・ライト・スタッフ-七人の宇宙飛行士」と「宇宙はジョークでいっぱい-宇宙開発ちょっといい話」。もちろんどっちも日本語で読んだんですよ)。この2冊は今でも時たま開く。

 そんな元・宇宙少年を久しぶりにドキドキさせてくれているのが、あの、イーロン“ペイパル”“テスラ”マスクだ。目標は火星、火星で老後を、というブチあげ具合が素晴らしい。ファルコン9の打ち上げ成功に続いて、実はこれを書いている今も、ドラゴンがISSに“接舷”せんとするところを横目で見ている。インターネットって、NASA TVって素晴らしい。インターネットというものがなかった頃、NASAは宇宙船を打ち上げるときに、「管制室の交信を聴かせるダイヤル」というのを開設してて、ためしに聞いてみたら、バックグラウンドノイズのなかにぽつりぽつりと皆目わからない英語が聞こえてきただけ。数十秒聞いて切ったら、KDDから5000円くらいの請求が来て、親にひどく怒られたのを思い出したりする。

 “生”でイーロン・マスクを初めて見たのは2010年のデトロイト・ショーだったけど、その時の印象は、どこか頼りなげというか、イイ男だけどほんとにやれんの? 程度のものだった。もちろん、ペイパルという実績はあったし、ダイムラーやトヨタ、NASAを巻き込む手腕を見せていたのだけど、目の前のヤサ男がそんなすごいことをやった人だなんて信じられなかったのだ。その後、何度か“生”を目撃するうちにそんな印象は吹き飛んだが。俺も連れてってくんないかな、火星。

田中真一郎


 今週末は、モナコGPにインディ500とビッグレースが2つも開催されます。日本でもさまざまなモータースポーツイベントが予定されていますが、個人的には日本ダービーの結果が気になるところ。

 以前は、競馬場に通うほどのめり込んでいましたが、最近はG1、しかもクラシック程度しか見ておらず、どの馬が強いのかほとんど分かりません。さすがに皐月賞馬くらいは理解しているのと、芦毛の馬が好きなので、そこから考えてみようと思っています。

 あとは、東京スカイツリーのチケットを家族が当てたので、下町観光ができればよいかと。ウインズ浅草には行ったことがないので、そこにも立ち寄れたらと思います。

谷川 潔