編集後記(2012年7月20日) |
(作業中) |
小林 隆 |
(作業中) |
田中真一郎 |
日産が発表したグローバルコンパクトカー新型「ノート」。日本ではメダリストグレードが設定されるとのことですが、メダリストと言えばローレルを思い出してしまいます。しかも自分の中でのローレルのイメージは、後期のどこか丸みのあるものではなくカクカクしたイメージ。一時期、自宅の向かいに日産モーターの販売店があったので、毎日C32を見ていた記憶があります。 このノートの注目となるのが、やはりスーパーチャージャー付き直噴ミラーサイクル3気筒エンジンのHR12DDRでしょうか。燃費値も過給エンジンのほうがよいということなので、実際の仕上がりが楽しみです。モーターファン誌を愛読していた自分にとって、過給器付きミラーサイクル直噴エンジンは、故兼坂弘氏の連載で何度も取り上げられていたエンジン。あれから十数年が経ち、このようなエンジンが主流となっていくのでしょうか。 また、日産はセレナにもスマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)を投入。いずれもエコカー減税により自動車関連の税金が免税となるもので、税額を考えると各社から多様な免税車が増えてくるような気もしますす。このような税制によるコントロールは、社会的に必要なものかもしれませんが、個人的には消費税1本にして、そのほか諸税を撤廃するとシンプルで分かりやすいのにと思っています。消費税が8%なり、10%なりに上がるのであれば、自動車関連税が撤廃されない限り、クルマは非常に買いづらい製品になりそうです。 |
谷川 潔 |