【東京オートサロン2009】 マツダ、2009年発売予定の「MAZDA3」を日本初公開 日本では新型「アクセラ」として発売

日本初公開となった「MAZDA3」の5ドアハッチバックモデル

　1月9日から千葉県の幕張メッセで始まった「東京オートサロン」。各社からさまざまなカスタムカーが展示されているが、国内自動車メーカーもこのイベントを重視し、近年はメーカー製のカスタムカーの展示を積極的に行っている。

　その中でも注目はマツダのブース。2009年中に発売予定の新型「アクセラ」の北米モデル「MAZDA3」の5ドアハッチバックモデルをブース中央に展示、さらにそのカスタマイズカーとなる「CIRCUIT TRIAL TUNED BY MAZDASPEED」もあわせて展示を行っていた。

　MAZDA3の5ドアハッチバックモデルは、2008年12月にイタリアで開催された「2008年ボローニャモーターショー」で世界初公開され、日本での公開はこれが初めてとなる。この展示車に搭載されているエンジンは直列4気筒 DOHC 16バルブ 2.5リッターで、国内市場投入時には、現行のアクセラと同様にエンジンバリエーションは拡大されるとのこと。サイズは、4505×1755×1470mm（全長×全幅×全高）で、現行のアクセラ スポーツ 20Eの4435×1745×1465mm（同）よりわずかに大きくなっている。

　デザインは写真からも分かるとおり、フロントグリル開口部が下方に移動し、より力強いものだ。インテリアについては、センター部にマルチインフォメーションディスプレイらしきものが装備され、運転席とセンター部の一体感が高まったものとなった。ステアリングにもクルーズコントロールスイッチらしきものがあるが、この展示車は北米仕様のため国内仕様がどうなるかは未定だ。

フロントと比べすっきりした感じのリアまわり	リアハッチを開けたところ。リアシートは6：4分割可倒式のようだ	展示車は北米仕様のため、左ハンドルとなる
運転席からセンター部にかけて大きな円を描くようにデザインされている。現行のアクセラから大きく変わっている部分だ	会場に展示されていたCIRCUIT TRIAL TUNED BY MAZDASPEED仕様。ベースはやはり北米仕様の5ドアハッチバックモデル	同じくCIRCUIT TRIAL TUNED BY MAZDASPEEDのリア。未発売の新型車にカスタマイズカーを用意するなど、マツダの新型アクセラにかける意気込みがよく分かる

■URL
オートサロン公式サイト
http://www.e-autosalon.net/
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（編集部：谷川 潔　）
2009年1月9日