【東京モーターショー2009
ケーターハム、2つの高性能モデルをワールドプレミア


「日本市場は重要市場」と語ったケーターハム・カーズのAnsar Aliマネージングディレクター

千葉県 幕張メッセ
会期:2009年10月21日~11月4日
(一般公開日:10月24日~)



 英ケーターハム・カーズのブースでは、ワールドプレミアとなる2台の車が展示されている。

 乗り心地を追求しつつもレーシーな「CSR」と、既存の「SUPERLIGHT」のシート、スクリーン、ホイールアーチを変更した「SUPERLIGHT R300」だ。このほかに、新規ユーザー向けの「ROADSPORT 200」を加え、展示車両は計3台。

 「CSR」は、最新のフレーム、ワイドボディーを採用した新機軸の車両。より速く、トルクフルなクルマを目指して作られたという。

 現行シリーズからメーターやパネルまわりのレイアウトが変更になったほか、ボディー剛性が約25%向上。他のシリーズと同じくフォード製のエンジンを搭載している。サイズは3330×1685×1140mm(全長×全幅×全高)。重量は545kg。最高出力は175PSで、トランスミッションは5速MT。

 「SUPERLIGHT R300」は、様々な部位にカーボンファイバーを用いてより軽量化を進めたスポーツモデル。車両重量は515kgで、最高出力は170PS。軽量化されたシートの採用、ホイールアーチの装着、スクリーンの変更などが行われ、スポーツ走行に不必要なパーツを取り払っている。サイズは3100×1575×1115mm(全長×全幅×全高)。トランスミッションは6速MT。

 「ROADSPORT 200」は、スーパーセブンらしさを楽しめるエントリーモデル。1.6Lのフォード製エンジンを採用し、スポーツ走行と街乗りの両方を楽しめるという。サイズは3100×1575×1115mm(全長×全幅×全高)、重量は550kg。最高出力は120PSで、トランスミッションは5速MT。

(飯塚 直)
2009年 10月 22日