【東京オートサロン2010
ホンダはエコスポーツを意識したラインアップを出展


ホンダブース

2010年1月15日~17日開催
幕張メッセ
入場料
16日、17日:2000円(大人)/1500円(中高生)、前売り1700円(共通)



 本田技研工業は、「東京オートサロン2010」にエキサイティングエコをテーマにした「インサイト スポーツモデューロ コンセプト」や、2009年Enjoy耐久レースに参戦した「Touring Modulo INSIGHT」といったエコカーながらスポーティでサーキット走行も楽しめる車両を展示した。

 モデューロブランドは、ホンダの純正用品やカスタマイズパーツをラインアップしているホンダアクセスのブランド。これまでも「S2000」や「シビック TYPE R」のコンセプトモデルを東京オートサロンで展示してきた経緯を持っている。

 そのほかには、「ライフ」や「フリード」のスタディモデルが注目を集めていた。ともにボディーをスワロフスキーのアクセサリーやデカールで飾った個性的なカスタムカーで、アフターパーツを取り付けるといった従来のカスタマイズとは異なる新たな方向性を提案している。

ハイブリッドカーの「インサイト」を、「風紋」をイメージした斬新なエクステリアに仕上げた「インサイト スポーツモデューロ コンセプト」。最大の特徴は、ルックスどおりの空力性能の高さ。高速域ではもちろん低速域でもダウンフォースを生み出すと言う
2009年のEnjoy耐久レースに参戦した「ツーリング モデューロ インサイト」。インサイト スポーツモデューロ コンセプトの実戦開発の意味合いを持つマシンで、エアロパーツのほかに足まわりやブレーキを強化している
「スポーツ モデューロ シビック TYPE R」は、すでに発売されているモデューロブランドのサスペンションやエアロパーツを装着した車両。ノーマルよりも乗りやすく俊敏性の高い仕上がりになっている2009年に日本市場に投入された「シビック TYPE R EURO」。ヨーロッパ仕様のTYPE Rで、日本仕様よりもしなやかな味付けでグランドツーリング性能を重視している「モデューロ ストリーム」は、専用のエアロパーツを装着。フロントバンパーはスポーティさを強調している
デカールをボディーやホイールに張ることでノーマルから雰囲気を一変させている「ライフ スタイル スタディ 2010」。交通標識の中に歴代ライフを入れたデザインは、アートとしても楽しめる
インパネも外装色と同一にカラーリングされデカールも貼られている。足下はブルーの照明で上質な雰囲気を演出ホイールディスクは全面にデカールを貼っている。インパクトあるデザインで、ライフスタイルスタディのキーポイントでもある
「フリード スタイル スタディ」は、スワロフスキー製のクリスタライズをエクステリア、インテリアに配することで、上質な雰囲気を醸し出しているスワロフスキーの輝きが美しいインパネまわり。インテリアを上質でオシャレに仕上げることでオーナーに癒しを与えることがポイントと言う
シートは、ホワイトのシートカバーで統一。赤のステッチがワンポイントだが個性を主張しているドアパネルもホワイトのレザー地に変更している。赤いステッチとスワロフスキーのアートがエレガントさを演出

(真鍋裕行)
2010年 1月 16日