【2010北京ショー】フェラーリ、「599GTO」をお披露目

599GTO

2010年4月23日~5月2日
中国 北京市 中国国際展覧中心



ロールス・ロイス、マセラティなど高級車ブースと軒を並べるフェラーリブース

 フェラーリは北京国際自動車展覧会(Auto China 2010)で、「599GTO」を世界初公開した。

 599GTOは599台だけ生産される限定車。2009年に発表されたサーキット走行専用車「599XX」を公道走行可能にしたモデルで、ベースはもちろん「599」。レース参戦のためのホモロゲーション取得のための特別な車両が名乗ってきた「GTO」の車名が与えられた。

 1495kgの車体に最高出力500kW(670PS)/8250rpmの6リッターV型12気筒エンジンを搭載。0km/hから100km/hに達するまではわずか3.35秒で、最高速度は335km/h。

 なお599台の599GTOはすでに売り切れたとのこと。

 このほか、V8ミッドシップフェラーリ「458イタリア」がアジア・パシフィック地域に初めて登場した。

599GTO。外観上のもっとも大きな違いは、ルーフとピラー、テールの跳ね馬がマットブラックになったこと。しかしよく見ると、ボンネットなどにエアアウトレットが開けられ、ブレーキがカーボンセラミックになるなど、各部に凄みを感じさせる
コクピットのインフォメーションディスプレイにGTOの文字が。F1マチックなのでシフトチェンジはパドルのみ
599GTOのエンジン
フェラーリブースで開催されたプレスカンファレンスでは、アメデオ・フェリサCEOが599GTOを紹介した

(編集部:田中真一郎)
2010年 4月 24日