【2010北京ショー】トヨタ、プラドやアルファードを出展
中国での研究開発を強化

トヨタブース

2010年4月23日~5月2日
中国 北京市 中国国際展覧中心



 トヨタ自動車は北京国際自動車展覧会(Auto China 2010)にトヨタ、レクサスの両ブランド合わせて49台を展示する大規模なブースを出展した。プレスカンファレンスには内山田竹志副社長が出席、中国市場への取り組みを説明し、2010年の中国における販売は、2009年の71万台を超える台数を目指すとした。

 とくにワールドプレミアはないものの、中国への導入を予定しているランドクルーザー・プラド、アルファードを展示。プラドは新型プリウスとともに、中国での生産を目指す。また、プリウス・プラグイン・ハイブリッドの早期中国導入も準備を進めていると言う。

 さらに、中国での研究開発の強化を表明。中国のためのクルマを、中国人エンジニアとともに中国で開発したいとした。

 レクサスブースの目玉はニュルブルクリンク24時間レース仕様のLF-A。さらにすでに実施されているG-BOOKのデモを展示。上海万博で交通情報サービスの実証実験を行うと言う。

中国に導入されるプラドは現地生産を目指すアルファードも中国初導入
4月から現地生産が始まったカムリ・ハイブリッドFT-86も展示
FT-CHはアジア初出展。FT-EVIIは中国初出展
レクサスブースLF-AG-BOOKのデモ。表示されているのは上海市街の交通情報
プレスカンファレンスでの内山田副社長前年の71万台を超えるのが目標研究開発も中国で

(編集部:田中真一郎)
2010年 4月 26日