【東京オートサロン2011】 クルマだけじゃなくオーディオなどパーツ系も要注目 |
オートサロンはクルマが中心のイベントだが、パーツ系のメーカーも多数出展している。その中から、オーディオ系を中心に目立ったブースを紹介していこう。
■アルパイン
アルパインはビッグXこと8インチの大画面モニターを採用したカーナビ「VIE-X088」を中心に展開。ブースには自由に触って操作できるモデルが用意されるほか、同モデルを装着したデモカーも3台を用意。トヨタ「ヴェルファイア」には、カスタムカー専門店ニューズとのコラボレーションによるインストール、ホンダ「ステップワゴン」では最新フリップダウン式モニター「TMX-R2200」との組み合わせ、トヨタ「プリウス」では専用TOPVIEWマルチカメラが組み合わされており、実際に装着状態などを確認することができる。
ステージ上には、参考出展となるサウンドプロセッサーを装着した無限仕様のホンダ「CR-Z」が展示されており、映像によるプレゼンテーションと視聴により楽しむことが可能となっている。
シフト台座部分のカラーを自在に変えられるフルカラーLEDパーフェクトフィット。RGBのダイヤルを調節することで好みの色を演出できる |
■ケンウッド
この1月にカーナビおよびオーディオの新製品を発表したケンウッド。展示の中心はもちろんこれらの新製品で、とくに「彩速ナビゲーション AVENUE」のサブネームがつけられた「MDV-727DT」「MDV-626DT」がメインとなっている。
同カーナビは地図記憶媒体として16GBのSSDに加え、ケンウッド初のワイドVGA画面&高輝度ホワイトLEDバックライトを採用。地図スクロールや検索などのレスポンスをアップするとともに、色鮮やかでクリアな映像を実現しているのが特長。ブースには10台以上の実機が並ぶタッチ&トライコーナーが用意されるほか、プジョー「3008」に装着したモデルの試乗体験コーナーを用意。実際に動作をチェックすることができる。
オーディオレシーバーは1DIN/2DINタイプを用意し、SDカードやUSB接続など多彩なソースに対応しているのが特長。こちらもタッチ&トライコーナーが用意されている。
ケンウッドブースは新カーナビを全面に押し出した展示 | ステージにはランボルギーニ「ガヤルドスパイダー」を展示 | ガヤルドスパイダーにもMDV-727DTが装着されている |
1DINタイプのベーシックモデルとなるU565 | 2DINタイプの上級機、DPX-U700。CDのほかUSBやBluetooth接続に対応 | 2DINタイプのベーシックモデルとなるDPX-U500。Bluetoothや日本語表示が非対応となる |
■尾林ファクトリー
カスタムサウンドといえば尾林ファクトリー。今回もド派手なクルマを出展し、来場者の注目を集めていた。
サブウーファーやアンプなど見せるインストールにコダわって仕上げられたエスティマ | ||
セルシオマスクのプレジデント改め「セルジデント」。リアシート部には水槽が装着されているためなんと1人乗り |
■デンソー
スパークプラグなどでおなじみのデンソーだが、実はカーナビやらアクセサリーやらも製造している。ちょっとおもしろい商品を見つけたのでご紹介。
SDカードを使ったトヨタ純正のカーナビNSZD-W60。アクセサリーガジェットなどを利用してディスプレイを自由にカスタマイズできる | すでに発売済みとなっているプラズマクラスターイオン発生器の大型モデル(参考出品) | こちらはルーフに装着しルームランプとしても利用可能な据え置きタイプ(発売予定) |
電動ファンにより座面や背もたれに涼しい風を送るクーリングクッション。夏場に重宝しそうなアイテムだ |
■データシステム
クルマをより快適、安全、便利にするアクセサリーを数多くリリースしているデータシステム。車載用のアドオンデジタル地デジチューナーなどを展示。
4アンテナ×4チューナー方式を採用した地デジチューナーHIT7700。業界最小クラスのコンパクトボディーに加え、D端子によるハイビジョン映像出力(D3)にも対応する | 臨場感あふれるサウンドを実現するサラウンドアダプター |
参考出品のサイドカメラキット。サイドミラー下部に装着するカメラと小型液晶モニターがセットになったもので、死角を減らすことで安全なドライブをサポートしてくれる |
(安田 剛)
2011年 1月 15日