横浜ゴムブースは、東京オートサロンにおける特別な発表はないものの、充実の展示内容となっていた。

　ブースの半分をグローバル・フラッグシップブランド「ADVAN（アドバン）」ブランドの展示に、もう半分を低燃費タイヤ「BluEarth（ブルーアース）」ブランドの展示にしていた。それぞれ、各タイヤ装着車両の脇に、該当タイヤを展示。そのタイヤには、それぞれ同社からの解説と、チューナーやモータージャーナリストのインプレッションが掲載されており、1つ1つのタイヤをじっくり見て回ることができる。

パフォーマンスタイヤの「ADVAN Sport」。インプレッションは、icode代表 鶴田昭臣氏	低燃費タイヤの「BluEarth-A」。インプレッションは、モータージャーナリストの日下部保雄氏
ADVANの象徴として、GT500のGT-Rを展示。一方、ブースの逆サイドには、BluEarthの象徴としてEV（電気自動車）レーシングカーを展示
SUV用低燃費タイヤ「GEOLANDAR SUV」装着車は、ブースの中ほどに配置されていた	GEOLANDAR SUVのトレッドパターン

　そのほか、ゆったりとしたスペースに競技用のレーシングタイヤや、コンセプトタイヤを展示。派手な新製品の展示はないが、すべてのタイヤを解説とともにじっくり見ていると、半日かかってしまうほどの内容の濃さがある。タイヤ好きでなくとも分かりやすい展示が行われているので、横浜ゴムブースに立ち寄り、タイヤ解説を読んでみてほしい。

レース用タイヤの展示	IRC（インター・コンチネンタル・ラリー・チャレンジ）用タイヤ

各種コンセプトタイヤの展示	Youmyaku（葉脈）	Shimon（指紋）
Yuragi（ゆらぎ）	Honeycomb（ハニカム）