東京モーターショー2013

三菱自動車ブースで、AR二次元コンパニオンの西住殿と会ってきた

アニメ「ガールズ&パンツァー」とのコラボレーションを体験

三菱自動車ブースで会えた西住殿
東京ビッグサイト 西2ホール 1階

会期:11月20日~12月1日(一般公開日:11月23日~12月1日、プレビューナイト:11月22日17時30分~)

 11月20日から開幕した「第43回東京モーターショー(The 43rd Tokyo Motor Show 2013)」。本誌でも既報(http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20131119_624245.html)のとおり、三菱自動車はアニメ「ガールズ&パンツァー」とコラボレーションを行っている。早速、AR二次元コンパニオンとして同社ブースに登場する西住みほ殿に会いに向かった。

 会場で利用するのはスマホアプリ。Android版とiOS版が用意されており、すでに配信が行われている。当初はiOS版のバナーが「Mac App Store」表記になっていて「Mac版?」との疑問も浮かんだが、コラボレーションサイトは大洗女子学園の自動車部のごとく突貫作業で修正され、現在は無事に「App Store」表記となっている。Android版もiOS版も機能に差はない模様。自分の持っている端末に合わせてインストールして持って行こう。動作条件はAndroid版がAndroid 4.0以降、iOS版がiOS 5以降となっている。万が一インストールを忘れても、会場の三菱自動車ブース内にはダウンロード用のQRコードも用意されている。ダウンロードサイズは20MB~30MB強。

 トップメニューにある「自動車道 三菱流」は、自動車道 三菱流を紹介するコーナー。西住殿が音声付きでブース展示の内容や、自動車道のなんたるかを解説してくれるので、ここは是非とも行きの電車などで視聴して気分を盛り上げつつ会場へと向かうのがいいだろう。西住殿の案内にもあるように、三菱自動車のブースは西一階の2ホールにある。

アプリケーションのトップメニュー。このままでも西住殿がさまざまなおしゃべりをする
気分を盛り上げつつ視聴。音声もでるので、必要な際にはヘッドホンも忘れずに

 さて、ブースに到着したらアプリからフロアマップを確認する。戦車道と同様に地形の把握は戦術の要でもある。マップではすべての展示車両を西住殿が読み上げてくれるが、特に重要なのは西住殿のアイコンが付いたポイントだ。ここにARマーカーの付いたパネルが設置されている。「ARコンパニオン」を選択してスマホ端末のカメラを向けると、AR二次元コンパニオンの西住殿が登場して、展示車両の解説をしてくれるというこのアプリのメインとも言える機能である。

 残念ながら11月20日はプレスデー初日ということもあって、ブース内の車輌配置や構成などは一般公開日、プレビューナイトとは異なっていた。そのため、パネルは参考展示として1カ所に集められていたが、一般公開の始まるプレビューナイト以降はアプリ内のマップどおりに配置される。車輌のちょうど横に西住殿が立つスタイルで解説が行われるようだ。コラボレーションサイトでも紹介されているように、会場のARマーカーをすべて読み取ることでスペシャルポーズも入手できる模様である。ちなみに20日のプレスデー取材時点では4枚しかパネルがなかったので、筆者もまだスペシャルポーズは入手できていない。

ARマーカーの付いたパネルを端末ごしに見ると、AR二次元コンパニオンの西住みほ殿が登場。ここも音声が流れるが、ヘッドホンは不要

 ちょっと会場へは行けないなー、という場合でも「ARカメラ」を選択するとAR二次元コンパニオンの西住殿と一緒に背景を撮影することができる。ポーズは全部で5種類。コンパニオン鉄板の4ポーズに加えて『座る』があって、これは上手に利用すると、クルマの助手席に座った様子も撮影できるので試してみよう。もちろん会場でも利用できる。画面のピンチやドラッグ操作で、大きさ、位置、向きなどをかなり自由に調整できるのでリアルコンパニオンさんや自分も一緒にフレームにおさめることができる。ちなみに、大きさの変更はピンチインとピンチアウト。向きは一本指でドラッグして角度を変え、位置は二本指で押さえたままドラッグして移動する。

ARカメラで選ぶことのできる西住殿の5つのポーズ
会場に行けなくても、いろいろと工夫して撮影したい
会場では、ARならではのこんなシーンも撮影できる

 もうひとつ、会場で行える操作にチェックインがある。ブース内でチェックインをすると、アプリ内で使える特典が1つ加わるので、これは会場に行った人に実際に試してもらいたい。このチェックインをはじめ、前述したARコンパニオンやARカメラで撮った写真は端末内に保存できるほか、FacebookやTwitterで共有ができる。ツイッターには『#自動車道三菱流』のタグも付くので、力作をお待ちしてます。

ARコンパニオンやARカメラで撮影した写真は、FacebookやTwitterで共有可能
会場でのチェックインで追加される特典もある。ハッシュタグが付くので検索も容易

矢作 晃