東京オートサロン2014

「東京オートサロン」が幕張メッセで開幕、全840台のカスタムカーなどが展示

国内乗用車メーカー全8社のほか、メルセデス・ベンツが初出展

スバルブースでは新型スポーツツアラー「LEVORG(レヴォーグ)」のカスタム車を5台展示する
2014年1月10日~12日開催

幕張メッセ 国際展示場ホール1~11/イベントホール

 1月10日、「東京オートサロン 2014 with NAPAC」が幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開幕した。会期は12日まで。国際展示場ホール1~11とイベントホールを使って行われており、開催時間は10日、11日が9時~18時、12日が9時~17時。入場料は前売り券が1700円(中高生・大人共通)、当日売りが2000円(大人)/1500円(中高生)。全日とも小学生以下は無料。

 チューニングやドレスアップのための新製品・新技術の発表会。今年のオートサロンは、出展社数が428社で前回比約5.3%減となるものの、展示車両台数は約4.7%増の840台、ブース総数は約7.5%増の3880小間となっている。

 自動車メーカーでは、2008年以来6年ぶりに国内乗用車メーカー全8社が出展し、スバル(富士重工業)やトヨタ自動車はモータースポーツに関する発表会を開催。インポーターではルノー・ジャポンが4年連続で出展、さらに初出展となるメルセデス・ベンツ日本は、30台の限定車「A 45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Edition」(970万円)をプレスカンファレンスで公開するなど、各社カスタムカーの祭典に沿った車両を数多く展示している。

 また、屋外会場では各日D1GPのキックオフデモランが行われるとともに、イベントステージでは11日にオートサロンアンバサダーの哀川翔さんのトークショー、12日に山本尚貴選手らが参加するスーパーフォーミュラトークショーなども実施される。詳細はオートサロンの公式サイト(http://www.tokyoautosalon.jp/)を参照されたい。

 Car Watchでは、オートサロンの模様を随時掲載する。

トヨタ自動車ブースでは86やマークXのカスタム車両などを展示するとともに、今年のニュルブルクリンクレースの参戦発表会を開催
レクサス(トヨタ自動車)ブース
日産自動車ブース。2014年のSUPER GT参戦車両や、フルモデルチェンジしたばかりのエクストレイルをベースに、本格クロカンテイストを強めたカスタム車両、フェイスリフトしたエルグランド ライダー、そしてGT-R NISMO向けに今夏発売予定になっているオプションパックの製品版に近い仕様の車両などを展示
本田技研工業は新型SUVのヴェゼルをカスタムした車両などを出展。M-TEC(無限)はヴェゼルにオーバーフェンダーを装着した車両を展示する
スバルはレヴォーグの純正アクセサリー装着車に加え、STI(スバルテクニカインターナショナル)、CORAZON、SYMS、PROVAが手がけるレヴォーグカスタム車を中心に展示
マツダはCX-5やアテンザ、アクセラなどのカスタムを提案
スズキは、通常のカラーラインアップにはないイエローにホワイトルーフを組み合わせたハスラーのカスタム車を出展する
ダイハツ工業は今年登場予定のコペンのコンセプトモデルを展示
オートサロンに初出展したメルセデス・ベンツ日本。昨年の東京モーターショーでワールドプレミアされた「SLS AMG」の最終モデル「SLS AMG GT FINAL EDITION」などのほか、30台の限定車「A 45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Edition」を公開。メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長兼最高執行経営役員(CEO)が登壇したほか、メルセデスAMG AMGパフォーマンススタジオ&ダイレクトセールス統括のオリバー・クルツ氏がA 45 AMGの限定車についてプレゼンテーションを実施
ジャンルを問わず、多くのカスタムカー車両が展示される

編集部:小林 隆