イベントレポート
「WRX」「WRX STI」「XV STI Performance」をインドネシア初公開したスバル
WRX STIは水平対向4気筒2.5リッターのEJ25バージョン
(2014/9/20 13:36)
- 2014年9月18日~28日(現地時間)開催
- インドネシア ジャカルタ
- Jakarta International Expo
9月18日(現地時間)にインドネシアの首都ジャカルタで開幕した「第22回インドネシア国際モーターショー(The 22nd Indonesia International Motor Show)」(以下、インドネシアモーターショー)において、スバル(富士重工業)は「WRX」「WRX STI」「XV STI Performance」の3台をインドネシアで初公開した。
4ドアセダンのWRXは、日本では「WRX S4」と明確に区別されたネーミングとなっているが、インドネシアでは米国などと同じく「S4」のつかない車名で登場。直噴ターボのFA20型エンジンを搭載するものの、日本のパワースペックである300PS/5600rpm、400Nm/2000-4800rpmと比べ、出力・トルクとも抑えた268PS/5600rpm、350Nm/2400-5200rpmという仕様になっている。トランスミッションは、チェーン式のCVTであるリニアトロニックを用いる。
WRX STIは、日本と異なり水平対向4気筒2.5リッターのEJ25型エンジン搭載仕様で公開。アメリカやイギリス、そしてオーストラリアなどと同様で、パワースペックも最高出力300PS/6000rpm、最大トルク407Nm/4000rpmとなっていた。
XV STI Performanceは、スバルのコンパクトSUV「XV」にSTI製のパーツを装着したモデル。STIルーフスポイラー、STIリアアンダースポイラー、STIフロントアンダースポイラー、STIフレキシタワーバーの4製品が加わったほか、STI Performanceバッヂが装着されている。
そのほかスバルブースには、コンセプトカー「SUBARU VIZIV CONCEPT」や「フォレスター」のカットモデルなども展示。VIZIV CONCEPTは、コンセプトカーとしてVIZIV 2 CONCEPTに進化しているためか、展示もブースの片隅に置かれていた。