イベントレポート

トヨタ、カローラコンセプト世界初公開 マルチパワートレーンを用意

トヨタブースで世界初公開されたカローラコンセプト

世界初公開、マルチパワートレーンで展開する「カローラコンセプト」

 トヨタ自動車は、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「ジャパンモビリティショー 2025」(プレスデー:10月29日~30日/一般公開日:10月31日~11月9日)に、トヨタグループとして出展。東京ビッグサイト南館に、トヨタ、レクサス、ダイハツ、センチュリーを4つのエリアで展示していく。

 トヨタブースでは、2026年に60周年を迎えるカローラのコンセプトモデル「カローラコンセプト」を世界初公開。低く短いフロントまわり、明るい室内空間、そしてトヨタが新しく展開しているブラックバタフライコンセプトのコクピットのカローラ的解釈など、見どころがたくさんあるコンセプトカーとなっている。

カローラコンセプトのサイドシルエット

 デザイン的に低く短いノーズから、バッテリEVのパワートレーンを想像しやすいが、マルチパワートレーンとうたっており、電動化を前提とした新開発直列4気筒1.5リッター「N15型」エンジンが収まるものと思われる。いわゆるBEVコンバージョンを実現するパワーユニットとなるが、グローバルで人気の高い4気筒エンジンと電動システムを組み合わせるアイデアを組み込んでいることを示唆するデザインとなっている。

ハンマーヘッドデザインの進化形
リアまわり
フロントはグリルレス
ホイール
リアテールランプ
前席
ステアリング
メーターパネルの両脇に操作部を設定
前席
助手席側から
センターの操作系
後席
編集部:谷川 潔
Photo:安田 剛