パイオニア、地デジ搭載のHDDカーナビ「楽ナビ」新モデル4機種

AVIC-HRZ099
10月下旬
18万9000円~26万2500円


   パイオニアは、HDDカーナビゲーションシステム「楽ナビ」の新製品「AVIC-HRZ099」「AVIC-HRZ088」「AVIC-HRV022」「AVIC-HRV011」の4機種を10月下旬に発売する。価格は、AVIC-HRZ099が26万2500円、AVIC-HRZ088が21万円、AVIC-HRV022が26万2500円、AVIC-HRV011が18万9000円。

  AVIC-HRZ099は、VGA(800×480ピクセル)表示が可能な7型ワイド液晶モニターと40GBのHDDを搭載した2DINタイプのカーナビ。機能面では、ハードキーの色、お出かけメニューやAVソースメニューなどの画面表示を自由にカスタマイズできる機能「マイセットアップ」を搭載。検索リストのサイズ指定や、登録したカスタマイズ設定を呼び出すカスタムキー設定も行える。

  ナビ機能では、ユーザー間で渋滞情報を共有できる「スマートループ渋滞情報」を強化し、蓄積型プローブに対応。地点情報や駐車場の入り口データなどが入手可能となり、より質の高いルート誘導を実現したという。また、ウィルコムのPHS回線を利用して通信ができるモジュール「WS022IN」にも対応。同社カーナビユーザー向けのWebサービス「スマートループ ドライブレポート」にも対応し、ドライブ履歴やエコドライブ、安全運転の度合いを確認することできる。

  AV機能では、4チューナー×4アンテナの地上デジタルチューナーを内蔵し、県や地域をまたいでも同番組を継続視聴できる「オート放送局サーチ」機能が利用できる。DVD-R/Rの再生可能なDVDドライブを搭載しており、CD-R/RWに記録したMP3/WMA/AAC/DivXファイルの再生が可能だ。このほか、ナビ画面とAV画面を同時表示できる機能「P side Map」、50W×4chのアンプ、AM/FMチューナなど搭載。オプション「CD-I020」(4725円)を利用して、iPodに保存した音楽や動画の再生も可能なほか、10月下旬に発売されるバックカメラユニット「ND-BC30」(4万4100円)からの映像も表示できる。

  本体サイズは178×168×100mm(幅×奥行×高さ)で、重量は3.2kg。

AVIC-HRZ088
  AVIC-HRZ088、AVIC-HRV022、AVIC-HRV011の3製品は、いずれも480×234ピクセルの表示が可能な7型ワイド液晶モニターと40GBのHDDを搭載したカーナビ。AVIC-HRZ088は2DINタイプで、AVIC-HRV022とAVIC-HRV011は1DINタイプの本体とオンダッシュモニターを装備する。テレビチューナーは、AVIC-HRZ088がワンセグチューナーを内蔵、AVIC-HRV022が地上デジタルチューナーを同梱し、AVIC-HRV011はチューナーが付属しない。

  このほかの基本機能はAVIC-HRZ088と同様で、マイセットアップやスマートループ渋滞情報などの機能を搭載する。本体サイズと重量は、AVIC-HRZ088が178×165×100mm(幅×奥行×高さ)で3.1kg、AVIC-HRV022/AVIC-HRV011が178×168×50mm(幅×奥行×高さ)で1.7kg、AVIC-HRV022/AVIC-HRV011付属モニターが186×44×112mm(幅×奥行×高さ)で500g、AVIC-HRV022付属チューナーが154×178×29mm(幅×奥行×高さ)で900gとなる。

AVIC-HRV022AVIC-HRV011

URL
パイオニア株式会社
http://pioneer.jp/
ニュースリリース
http://pioneer.jp/press/2008/0929-2.html

(編集部:大久保有規彦)
2008年9月29日