トヨタ、世界初 の「リヤウインドウカーテンシールドエアバッグ」 近々発売予定の新型車「iQ」に採用

  トヨタ自動車は、「SRSリヤウインドウカーテンシールドエアバッグ」を世界で初めて（※）開発し、近々発売予定の新型車「iQ」に採用すると発表した。

  このSRSリヤウインドウカーテンシールドエアバッグは、後方から衝突された際の後席乗員頭部への衝撃を緩和するもので、リヤウインドウ上部に内蔵されている。車両後方からの衝突時、後席乗員の頭上から背面にかけてカーテン状に展開することで、ヘッドレストとともに、追突してきた車両や破損したキャビン後部・リヤガラスなどによる頭部への衝撃を緩和し、衝突被害の軽減に寄与するとしている。

  なお、トヨタではiQに、このエアバッグを採用することで、社内指標である頭部傷害値を約1/2に低減する効果を見込んでいる。トヨタのこれまでの数々の安全装備開発と同様に、今後も「サステイナブル・モビリティ」実現に向けた取り組みの一環として、モビリティ社会の究極の願いである「交通事故死傷者ゼロの実現」に貢献するため、「安全な車両・技術開発」はもとより、「交通環境整備への参画」「人に対する交通安全啓発活動」を通じ、交通安全への幅広い取り組みを強化していくという。

※ 2008年9月時点、トヨタ調べ

■URL 
トヨタ自動車株式会社
http://www.toyota.co.jp/
ニュースリリース
http://www.toyota.co.jp/jp/news/08/Sep/nt08_064.html
新型車iQスペシャルコンテンツ 
http://www.toyota.co.jp/jp/tech/new_cars/iq/elements/

（編集部：谷川 潔）
2008年9月30日