三菱、ランサーエボリューションXの装備を充実 上級グレード「GSR-Premium」を追加 |
GSR-Premium |
315万~505万500円
三菱自動車工業はスポーツ4WDセダン「ランサーエボリューションX(テン)」をマイナーチェンジし、上級グレード「GSR-Premium」を追加して、10月9日より発売する。販売価格は315万~505万500円。
ランサーエボリューションXは2007年10月に発売されたスポーツセダン。アルミブロックの直列4気筒2リッターDOHCターボエンジンに、「S-AWC」(Super All Wheel Control)と呼ばれる4輪駆動システムを備える。トランスミッションは、5速MTとデュアルクラッチトランスミッションの「Twin Clutch-SST」が搭載される。
今回のマイナーチェンジでは、全グレードでエンジンを改良し、高回転域での出力を向上させたほか、リヤランプクラスターのエクステンション部をブラック塗装に変更した。
またGSRの装備を拡充したほか、Recaroのレザーシートなどを標準装備した上級グレード「GSR-Premium」を追加した。
GSR-Premium | |
GSR | RS |
GSRの変更点は、インストルメントパネルにモールを、エアコンパネルにメッキリングを、フロアコンソールとカップホルダーにリッド(蓋)を、運転席側サンバイザーにバニティミラーを追加したほか、ドアトリムとアームレストにソフトレザーを貼り、パーキングレバーのグリップを本革とした。また、オプションだったキーレスオペレーションシステム、オートライトコントロール、雨滴感応オートワイパー、6スピーカー、寒冷地仕様(リヤヒーターダクト、ヒーテッドドアミラー、強化バッテリーなど)を標準装備とした。
新設定された「GSR-Premium」は、GSRをベースに、Bilsteinのショックアブソーバー、Eibachのコイルスプリング、Bremboのディスクブレーキ、Recaroのレザーシート、7型HDDカーナビ、9スピーカーサウンドシステム、サイド&カーテンエアバッグなどを標準装備としたグレード。外観はメーカーオプションの「スタイリッシュエクステリア」を採用し、フロントグリルメッキモール、フォグランプ(フロント)、グリルラスシルバー塗装などが標準装備され、BBSのアルミホイールを装着する。
全グレードでエンジンを改良 | GSR-PremiumにはBilsteinのショックアブソーバーなどを装備 |
GSR-Premiumに標準装備されるカーナビ「MMCS」 | GSR-Premiumにはサイド&カーテンエアバッグが標準装備される |
GSR-Premiumのインテリア | |
GSRのインテリア | |
RSのインテリア |
グレード | トランスミッション | 駆動方式 | 価格 |
GSR | 5MT | S-AWC | 373万8000円 |
Twin Clutch-SST | 399万円 | ||
GSR-Premium | 5MT | 479万8500円 | |
Twin Clutch-SST | 505万500円 | ||
RS | 5MT | フルタイム4WD | 315万円 |
■URL
三菱自動車工業株式会社
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
ニュースリリース
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/publish/mmc/pressrelease/news/detail1840.html
(編集部:田中真一郎)
2008年10月9日