NEXCO中日本、速度抑制対策を全ETCレーンに拡大 開閉バーの開く時間を遅く |
中日本高速道路(NEXCO中日本)は、ETCレーンの速度抑制対策を、11月25日から順次、同社が管理するETCレーンすべてに拡大すると発表した。
ETCレーンは20km/h以下での通過が呼びかけられてきたが、これを超過する利用者が多く、重大事故が懸念されている。そのため、ETCレーンの開閉バーが開く時間を遅くすることで、車両の通過速度を抑制する対策がいくつかの道路で試みられている。
NEXCO中日本でも、2007年11月5日から北陸自動車道・敦賀ICを皮切りに、北陸3県(富山/石川/福井)全体で同対策を試行してきた。この結果、出入口ともに通過速度を下げることができたため、全ETCレーンに展開することとなった。
速度抑制対策は11月25日から12月12日にかけて、順次開始される。北陸3県で実施済みの対策はそのまま継続される。また、稲城料金所(中央道と稲城大橋の合併徴収)と安房峠道路はETCレーン未設置となっている。
実施スケジュールは次の通り。
開始日 | 対策個所 |
11月25日 | 東名高速(静岡県内)、中央道(東京都、神奈川県、山梨県、長野県内)、長野道、中部横断道、八王子バイパス、圏央道、東富士五湖道路 |
12月1日 | 中央道(愛知県、岐阜県内)、東海北陸道(愛知県、岐阜県内)、東名阪道(高針JCT~名古屋西JCT)、伊勢道、紀勢道、伊勢湾岸道、東海環状道 |
12月4日 | 東名高速(神奈川県内) |
12月8日 | 東名高速(愛知県内)、名神高速、北陸道(滋賀県内)、東名阪道(名古屋西JCT~亀山IC) |
12月12日 | 西湘バイパス、箱根新道、小田原厚木道路、新湘南バイパス、西富士道路 |
■URL
中日本高速道路株式会社
http://www.c-nexco.co.jp/
ニュースリリース
http://www.c-nexco.co.jp/info/charge/081021102630_2.html
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【2008年10月14日】NEXCO東日本、ETCレーン開閉バーの開く時間を遅く
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2008年10月22日