日産、「第15回ITS世界会議ニューヨーク2008」に出展 “ぶつからない車”を進化させた実験車を屋外デモ |
インフラ協調型ITS実験車 |
日産自動車は、11月16日から11月20日まで米ニューヨークで開催される「第15回ITS世界会議ニューヨーク2008」に、“ぶつからない車”の実現に向けた実験車両などを出展すると11月11日に発表した
日産は、2005年より米国のインフラ協調システム開発プロジェクト(VII:Vehicle Infrastructure Integration)に参加しており、道路設備や周辺車両と通信する技術とGPSによる高精度な位置検出技術を利用したシステムの研究開発進めている。これらの技術を応用した「赤信号警報(Signal Violation Warning)」「直進車両警報(Oncoming Traffic Notification)」「側方車両警報(Cross Traffic Notification)」「インフラ協調インテリジェントクルーズコントロール(Cooperative ICC)」の4つのアプリケーションを搭載するインフラ協調型ITS実験車の屋外デモを実施する。
インフラ協調型ITSシステム構成図 |
そのほか8月に発表した、後退時における運転支援システム(バックアップコリジョンプリベンション)を搭載する、「全方位運転支援システム搭載プロトタイプ車両」を世界で初めて公開する。また、ブース展示においては、安全、環境を柱とした日産のIT/ITSの新技術を紹介する。
■URL
日産自動車株式会社
http://www.nissan.co.jp/
プレスリリース
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2008/_STORY/081111-01-j.html
ITS World Congress 2008(英文)
http://www.itsworldcongress.org/
第15回ITS世界会議ニューヨーク2008(NPO法人ITS Japan)
http://www.its-jp.org/conference/
関連記事
【2008年11月5日】トヨタ、「第15回ITS世界会議ニューヨーク2008」に出展
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20081105_38053.html
(編集部:谷川 潔)
2008年11月11日