2009年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーはオペル「インシグニア」 フォード「フィエスタ」と1ポイント差でイヤー・カーに |
インシグニア |
ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーは、2009年のイヤー・カーに独Adam Opel(オペル)の「インシグニア」を選定したと発表した。
インシグニアは、オペルが欧州で販売しているミドルサイズセダン。オペルが日本市場参入時に販売していた「ベクトラ」の後継車種にあたる製品で、英国ではオペルと同様に米General Motors(GM)のグループである英Vauxhall Motors(ヴォクスホール)が販売している。
ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーのWebサイトによれば、インシグニアの得票数は321ポイント、2位のフォード「フィエスタ」が320ポイントで、1ポイント差でイヤー・カーが決定した。3位はフォルクスワーゲン「ゴルフ」で223ポイントであった。オペル車の受賞は、1987年の「オメガ」以来22年ぶりで、2007年には「コルサ」がフォード「S-MAX」に2ポイント差で敗れている。
インシグニア(リア) | インシグニアのインテリア | 2008年パリモーターショーで発表したワゴン「スポーツツアラー」。2009年春より欧州で販売予定 |
■URL
Car of the Year(英文)
http://www.caroftheyear.org/
ニュースリリース(英文)
http://www.caroftheyear.org/pages/Coty09.htm
ニュースリリース(オペル、独文)
http://www1.opel.de/aktuell/news/index.php3?mode=intro&app=5f0e961cb17dc42d403e663b828282f3&app1=
(編集部:大久保有規彦)
2008年11月19日