ソニー、PND「NV-U2」用地図更新ディスク
測位や検索時間の短縮やNV-U3相当の機能追加も

NV-U2
12月10日発売
1万6800円


 ソニーは、PND(Portable Navigation Device)「NV-U2」用の地図更新用DVD「NVD-U21J」を、12月10日に発売する。価格は1万6800円。

 NV-U2は2007年11月に発売されたPND。2GBのフラッシュメモリと4.8型(480×272ピクセル)のワイド液晶ディスプレイ、メモリースティックDuoスロットを備える。

 NVD-U21Jは、NV-U2内の地図とファームウェアを更新するためのディスク。更新にはパソコンが必要。

 地図データは、首都高速中央環状線(西新宿ジャンクション~熊野町ジャンクション)や阪神高速8号京都線(上鳥羽出入口~巨椋池本線料金所)などの新たに開通した道路、東京ミッドタウンや三井アウトレットパーク入間などの新たな施設が追加されたほか、住所や電話番号などの検索データが更新された。

 ファームウェアはVer.3.00。測位時間や再ルート探索の短縮、タッチパネルのレスポンス改善などの性能向上のほか、番地の直接入力、ガイドブックに登録された場所からの目的地選択、保存ルート呼び出し、名称検索後の候補絞り込み、スマートインターチェンジを利用したルート探索などの機能が追加されている。

ガイドブックに登楼された場所からの目的地選択と、保存ルートの呼び出しができるようになった住所入力時に番地などを直接入力できるようになった名称検索後に該当件数が多い場合は、ジャンルと地域選択で候補を絞り込めるようになった

最寄の施設を検索するとき、ジャンル検索に加えて、施設の名称で検索したり、ガイドブックを使ったりできるようになった

 ナビゲート中は方面看板や3D表示のリアル交差点ガイド、高速道路の入口拡大図や出口と分岐点の表示などが可能になった。さらに、車が通れない場所でも現在地を表示する「徒歩モード」や、写真画像のスライドショー機能などが追加されている。

 このほか、Windows XP以降のOSを搭載したパソコンとNV-U2を連携させる「nav-uツール Ver.1.8」を収録。ガイドブックやマークの転送、地図データのバックアップやリストアなどが可能になる。

曲がる交差点が近付くと、曲がる方向や車線を分かりやすく表示する交差点によっては、方面看板や3Dの交差点ガイドを表示する
都市高速道路の入口、高速道路の出口や分岐を拡大表示する高速道路走行時に進行方向の出口やSA・PA、距離や到達時間を表示する「ハイウェイマップ」
ツールバーに音楽再生や音量調整ボタンが付いたガイド内に徒歩モードを追加した
NV-U2の状態を表示するインフォメーションバーが追加された写真を表示できるようになったトップメニューに内蔵電池の状態や、現在時刻を表示できるようになった

URL
ソニー
http://www.sony.co.jp/
製品情報
http://www.jp.sonystyle.com/Qnavi/Detail/NVD-U21J.html
製品情報
http://www.sony.jp/products/me/mapug/nav-u/081126/

(編集部:田中真一郎)
2008年11月28日