ホンダ、スポーツカー「S2000」の生産を2009年6月末で終了
約9年間で全世界累計11万台以上を販売

S2000
2009年6月販売終了
386万4000円～399万円



S2000（リア）
  本田技研工業は1月27日、スポーツカー「S2000」の生産を2009年6月末をもって終了すると発表した。

  S2000は、1998年9月にホンダ創立50周年の記念式典でプロトタイプが発表され、1999年4月より発売したオープンタイプのスポーツカー。発売当初は2.0リッターの4気筒エンジンを搭載し、50：50の理想的な車体前後重量配分を実現。あわせて、当時の排出ガス規制値を50％以上下回る排出ガスレベル、クローズドボディ同等以上のボディ剛性を実現した新開発オープンボディ骨格構造を採用し、環境性能と衝突安全性を両立している。

  発売以降は、VGS（Variable Gear ratio Steering：車速応動可変ギアレシオステアリング）の追加、タイヤサイズを17インチに変更、排気量を2.2リッターに拡大するなどの仕様変更を実施。2008年12月末現在、約9年間で国内累計2万台、全世界累計11万台以上販売したと言う。


 

■URL
本田技研工業株式会社
http://www.honda.co.jp/
ニュースリリース
http://www.honda.co.jp/news/2009/4090127.html
製品情報
http://www.honda.co.jp/S2000/

（編集部：大久保有規彦）
2009年1月27日