Fiat、Fiat 500Cのオープンモデルをジュネーブショーで公開 |
Fiat Automobiles SpAは2月16日(現地時間)、コンパクトカー「500」のオープンモデルである「500C」を、ジュネーブ国際自動車ショー(3月3日~15日)で公開すると発表した。欧州での発売は春。価格は明らかにされていない。
先代500の1957年モデルで登場したカブリオレと同様、天井左右のフレームを残し、天井とリアウインドウ部分のみが電動で開くキャンバストップを備える。リヤウインドウはガラス製。
ソフトトップはアイボリー、赤、黒の3色が用意され、ボディーカラーとのコーディネートを楽しめる。ボディーカラーには、ブリリアントパールレッドとウォームグレイが新たに追加されている。
エンジンはベースモデルと同様に、75HPの1.3リッター ターボディーゼルと、69HPの1.2リッターガソリンエンジン、100HPの1.4リッターガソリンエンジンが用意される。トランスミッションはターボディーゼルが5速MTのみ、ガソリンエンジンには加えてデュアロジック(ATモード付き2ペダルMT)も選べる。
ギヤをニュートラルにしてクラッチを切るとエンジンが停止し、ギヤを選択するとエンジンが再スタートするアイドリングストップ機構を装備する。
ドアとリアウインドウのフレームを残して開く。車室に風を巻き込むのを防ぐデフレクターが、たたまれたソフトトップの上に立つ | ハイマウントストップランプはソフトトップに装着されていて、オープン時にも機能する |
(編集部:田中真一郎)
2009年 2月 17日