タミヤ、春休み向けイベント「ミニ四駆フェア2009」開催
開催に先立って開かれたプレス対抗レースにはアイドリング!!!も参加

ミニ四駆フェア2009が開催されているタミヤプラモデルファクトリー 新橋店。JR新橋駅より徒歩5分の場所にあり、ビルの地下1階と1階が販売スペース、2階がミニ四駆フェアなどのイベントスペースになっている

2009年3月24日~4月4日
入場無料




 子供のみならず大人にも人気のあるタミヤの「ミニ四駆」。そのミニ四駆のイベント「ミニ四駆フェア2009」が、同社が“ミニ四駆”の日とする3月24日から、東京都港区新橋にある直営店「タミヤプラモデルファクトリー 新橋店」の2階イベントスペースで開催中だ(3月29日のみ定休日のため開催しない)。

 会場内にはミニ四駆の大型コースが設置され、今春以降に発売予定の新製品などが展示されているほか、期間中にはミニ四駆組み立て教室の「春休みちびっこミニ四駆教室」、フジテレビで放映中の「アイドリング!!!」とのコラボレーションレース「アイドリング!!!カップ」などが予定されている。初日となる24日の午後は、ミニ四駆サーキット開放のみのため、数名の親子連れが訪れている程度。新製品などの展示も行われていたのでここに紹介しておく。

イベントスペースの半分を占める面積で設置されていたミニ四駆のサーキットコース。5レーン構成となっている各種のイベントは日によって異なるため、事前のチェックは忘れずに。事前参加申し込みが必要なイベントもあるが、すでに定員に達しているものもフジテレビで放映中のアイドリング!!!で使われたミニ四駆も展示。タミヤからは、アイドリング!!!とのコラボレーションモデルも限定発売。タミヤプラモデルファクトリー新橋店と横浜店の2店舗で購入できる
アイドリング!!!で使われたミニ四駆各車。さまざまなデコレショーンが施されている携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」用のゲームソフト「ミニ四駆DSオンライン」。ミニ四駆のレーシングシミュレーションゲームで、通信対戦も楽しめるNTTドコモのFOMA 90Xi/70Xiシリーズに対応するiアプリ「ミニ四駆GPX」。ミニ四駆をカスタマイズでき、対戦可能なゲーム
スポーツシューズで有名な「ニューバランス」ともコラボレーション。今年の冬にはこの「ダッシュ!四駆郎」モデルが発売される「爆走兄弟!! レッツ&ゴー」に登場していた三国藤吉の歴代マシンも展示。三国藤吉の使用していた「スピンアックス」がミニ四駆PROシャーシーで「スピンアックスMk.2(仮称)」として発売予定

フェア前日のプレス対抗レースにはアイドリング!!!も登場
 フェア前日の23日には、同イベントスペースを使って報道陣向けのレースイベントも開催された。特別ゲストとしてアイドリング!!! 3号の遠藤舞さん、17号の三宅ひとみさん、そしてアイドリング!!!メンバーのミニ四駆マシンをサポートする「ミスターミニ四駆AD」も参加し、プレス対抗レースを盛り上げた。

 もちろん、Car Watchもレースに参加。プレス対抗レースは、初心者クラスの「ルーキークラス」と上級者クラスの「エキスパートクラス」に分けて行われ、ルーキークラスにエントリーしたものの、見事1回戦で負けてしまった。3人1組による勝ち抜き式でレースは行われたのだが、結果的にルーキークラス優勝となるWebマガジン「月刊チャージャー」と同じ組になり圧倒的な差での敗退となった。

 一方、エキスパートクラスの優勝はパソコン誌の「週刊アスキー」。週刊アスキー代表として参加したのは、水口幸広氏の連載漫画「カオスだもんね!」にも登場する編集者アカザーこと赤澤賢一郎氏で、プレス対抗戦3連覇とのことだ。一見簡単そうなミニ四駆だが、ざまざまなチューンアップパーツが販売されており、速く走らすためのノウハウなど奥が深いホビーであることを再認識した次第だ。

ミニ四駆フェアの会場を使って行われたプレス対抗レース。司会・進行はミニ四駆ファンにはおなじみのMCガッツ氏(左)とタミヤ広報宣伝課の山本暁氏(右)プレス対抗レースの前には、見た目の美しさ(?)を競うコンクールデレガンスも開催。非常に手を掛けて作られた作品が多かった右下がCar Watch号。デフギアのような役目をし、コーナリングスピードが上がる大径ワンウェイホイールWTを組み込んではいるものの、外観はほぼノーマル
プレス対抗レースに駆けつけた、アイドリング!!!の2人と、同番組内でミニ四駆車をサポートするミスターミニ四駆AD。ミスターミニ四駆ADは、タミヤキャップにタミヤTシャツなどタミヤグッズでキメているアイドリング!!! 17号の三宅ひとみさんアイドリング!!! 3号の遠藤舞さん
アイドリング!!!メンバーの持ち寄ったミニ四駆もコンクールデレガンスに参加コンクールデレガンスの審査を行うアイドリング!!!メンバーと、MCガッツ氏コンクールデレガンスの入賞作品。奇抜なものから6輪車まで、凝った作品が多かった
Car Watch(右)はルーキークラスに参加。遠藤舞さん(左)と同じ組になったが、中央の月刊チャージャーと同じ組になったのが運の尽き。月刊チャージャーは見事クラス優勝したスタート直後の模様。Car Watch号(右)はスタートから出遅れ。中央の青い車が月刊チャージャー見事エキスパートクラスで優勝した週刊アスキーの赤澤氏。3連覇というからただ者ではない
赤澤氏のミニ四駆。タイヤの部分など激しく改造されている。ホイールやボディーなど各部が肉抜きされ軽量化も図られていた

 

(編集部:編集部:谷川 潔)
2009年 3月 24日