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米フォード、日本事業撤退後のアフターサービスをピーシーアイに委託

10月1日からフォード車の部品供給やリコールなどのサービス業務を提供

2016年10月1日 業務開始

2015年10月31日に発売された「エクスプローラー」

 米フォード・モーター・カンパニーは、2016年後半に予定する日本市場からの事業撤退に関連して、10月1日から日本国内でのフォード車の部品供給、車両保証、リコールなどユーザーに対するアフターサービス業務をピーシーアイが提供すると発表した。

 ピーシーアイはサーブ・オートモービルの正規部品輸入販売、ノートン・モーターサイクルズ、モトモリーニ・モーターサイクルズの正規輸入販売などを手がける会社。このパートナー選定により、10月1日以降もフォード車の新車購入時に約束されている全ての新車保証の継続、適正な価格でのフォード純正部品の供給、必要となった場合のリコールの実施と改修作業などが行なわれ、顧客向けのコールセンターも設置されるという。なお、アフターサービスは日本全国に幅広く配置されるフォード認定サービス拠点で受けられるという。

 この発表のなかで、フォード・ジャパン・リミテッド 代表取締役社長の森田俊生氏は「フォードが今年の後半に日本市場から撤退するという決定は、フォードから車両を購入したお客様が期待するアフターサービスやサポートを継続して提供するという、我々の積年のコミットメントには何ら影響するものではない」。

「我々はいくつもの候補会社を徹底的に精査し、彼らがこの継続的なコミットメントを間違いなくお客様に提供できるかどうかを確認した。本日、ピーシーアイが選定された事および我々のコミットメントを再確認する詳細を発表できることをうれしく思う」とのコメントを表明している。