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ダイハツ、マレーシアで同国初のAセグセダン新型「BEZZA(べザ)」発売
現地合弁会社が初めてスタイリング&アッパーボディの開発を担当
2016年7月22日 19:23
- 2016年7月22日(現地時間)発売
- 3万7300RM~5万800RM(約99万円~約135万円)
ダイハツ工業とマレーシアでの自動車生産・販売の現地合弁会社であるプロドゥアは7月22日(現地時間)、新しい国民車として小型乗用車「BEZZA(べザ)」を発売した。価格はマレーシア リンギットで3万7300RM~5万800RM(約99万円~約135万円)。
べザは2014年に発売された「アジア」に続くプロドゥア第2弾の商品で、ダイハツが日本で培ってきた軽自動車の技術やノウハウをもとに開発した、同国初のAセグメントセダン。プロドゥアが初めてスタイリングおよびアッパーボディの開発を担当したモデルでもある。
パワートレーンには、1.0リッター「1KR-VE」エンジンと1.3リッター「1NR-VE」エンジンに5速MTまたは4速ATを組み合わせ、日本の軽自動車で実績のあるeco IDLE(アイドリングストップシステム。1.3リッターのみ搭載)を国民車として初めて搭載したことなどにより、同国ガソリン車 No.1の高い燃費性能を実現。同国のエコカー政策であるEEV(Energy Efficient Vehicle)政策に適合する。
なお、べザの生産にあわせ、ダイハツが日本で培った生産コンセプト「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」のノウハウを展開した新エンジン工場「ダイハツ・プロドゥア・エンジン・マニュファクチャリング(DPEM)」の稼動を開始。DPEMでは、アセアン向け次世代エンジンに位置付けられる1.3リッター「1NR-VE」エンジンの生産を行なっている。