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Cerevo、自分視点の映像と乗り物のデータをオーバーレイ表示できるフルHDスポーツカメラ「REC-1」

直販価格で2万9990円(税別)

2017年3月16日 発売

2万9990円(税別)

XON「REC-1」。左からカメラ、外付けセンサー

 Cerevoは3月16日、小型の外付けセンサーを採用して乗り物などの動きを可視化するスポーツカメラ「REC-1」を発売した。価格は2万9990円(税別)、4月下旬出荷予定。

REC-1の使用イメージ
撮影映像と取得したデータを合成した映像が作成可能

 同社のスポーツブランド「XON(エックスオン)」の新たなラインアップとなるREC-1は、自分視点の映像に乗り物のデータをオーバーレイ表示することを実現するという、スポーツ経験者のニーズに応えたスポーツカメラ。カメラはヘルメットやゴーグルなど視点の位置に装着して、センサーはバイクやクルマなど乗り物に装着して使用する。

 REC-1は、最大1080/60pの動画撮影機能や最大2304×1728ピクセルの静止画撮影機能に加え、同梱の外付けセンサーをスポーツ用具に装着することで、速度や傾斜、温度といったデータを記録する。さらに、Wi-Fi機能を搭載してカメラの映像をスマートフォン経由でストリーミング再生する機能、遠隔から録画の開始・停止を行なう機能を搭載している。

 撮影した映像や取得したデータは、カメラとセンサーをPCと接続し、無償で提供される専用PCソフトを使うことで、撮影した動画の上に取得したデータを重ね合わせて、データを表示したスポーツ映像を作成可能。

専用PCソフトが無償で提供される
クルマでの使用例

 カメラはIPX4相当の防水機能を搭載するほか、手袋を装着したままでも録画が開始できる物理スライド型のスイッチ、バイクや自転車での装着に適した筒型ボディを採用。バッテリーはカメラを固定した状態のまま交換でき、手袋を装着したまま脱着可能な構造した。GPSを内蔵しており、カメラのみでも移動ルートや速度をデータとして記録する。

 外付けセンサーは6軸(加速度・角速度)、温度、気圧、磁気といったセンサーを内蔵。REC-1と同様、IPX4相当の防水機能を採用。本体底面に三脚穴を備え、同梱の取り付け具や市販のカメラ用取り付け具を使ってさまざまなスポーツ用具に取り付け可能。また、ベルト締め用アダプタを同梱しており、ベルト状の一般的な締め具を使って取り付けも可能。

 なお、外付けセンサーは「LOG-1」として同日より単体で発売される。価格は6990円(税別)、4月上旬出荷予定。

REC-1

REC-1

動画記録画素数/フレームレート:最大1080/60p
動画圧縮方式:H.264
静止画画素数:約4メガピクセル(2304×1728)、約3メガピクセル(2048×1536)
無線LAN:IEEE 802.11b/g
GPS:搭載
録画メディア:microSD
音声録音:Stereo Microphone
バッテリー:交換式
映像出力:Micro HDMI
通信インターフェイス:Micro USB(充電/マスストレージ)
防水性能:IPX4相当
充電時間:約120分
バッテリー駆動時間:約83分(1080/60p、無線LAN OFF時)
対応アプリ:iOS 9以上
本体サイズ:31×37×115mm(幅×奥行き×高さ)
重量:約101g

LOG-1

LOG-1

搭載センサー:6軸センサー(加速度・角速度)、温度、気圧、磁気センサー
電源:CR2032 一次電池
通信インターフェイス:Micro USB(専用アプリでデータ取込み)
連続記録時間:約19時間~約1週間(サンプリングレート設定による)
記録間隔:80ミリ秒毎、1000ミリ秒毎
防水性能:IPX4程度の防水性能
対応ソフト:Windows 8.1/10(Windows 10を推奨)
本体サイズ:40×12×55 mm(幅×奥行き×高さ)
重量:約28g