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4月1日、東京 三鷹の「富士重工業株式会社 東京事業所」も「株式会社SUBARU 東京事業所」に
中島飛行機時代から使われている森山荘近くには桜咲く
2017年4月1日 19:31
- 2017年4月1日 実施
4月1日、富士重工業株式会社は株式会社SUBARUに社名変更した。社名変更前日に開催された社名変更式典の模様は関連記事「4月1日付けで『富士重工業株式会社』から『株式会社SUBARU』に。社員向け社名変更式典開催」でお届けしたとおり。4月1日に各所で社名変更に伴う作業が行なわれた。
記者が取材に訪れたのは、東京都三鷹市大沢の東京事業所。かつてエンジン生産などを行なっている時代は三鷹製作所と名付けられていた事業拠点で、現在はエンジンなどパワーユニットの開発を行なっている事業所となる。
この三鷹の地は富士重工業の前身である中島飛行機時代には三鷹研究所として航空機の研究開発拠点となっており、当時より敷地面積は減ったものの、今でも研究開発の拠点になっているわけだ。2009年には東京事業所前に販売会社である東京スバルのハブ&サテライト構想により大規模ハブ店舗「CAR DO SUBARU 三鷹」がオープンし(現在は、「東京スバル 三鷹店」)、多摩地区に住んでいるスバル車オーナーであれば訪れたことのある人もいるだろう。
今回は、東京事業所の正門にある銘板を「富士重工業株式会社 東京事業所」から「株式会社SUBARU 東京事業所」へと変更する作業の模様をお届けする。
作業は13時ごろ始まり、撮影などで作業をちょっとだけ中断してもらいつつ13時20分ごろには終了。無事に何事もなく終了した。取り外された「富士重工業株式会社 東京事業所」と書かれた旧銘板は、東京事業所内においてとりあえず保存されるとのこと。東京事業所になる前の三鷹製作所時代の銘板も東京事業所内に保存されているとのことだ。
会社にとって歴史ある三鷹の地にある事業所の銘板変更作業。4月1日は土曜日のため事業所を訪れる人は少なく、作業はたんたんと終了したものの、株式会社SUBARUの始まりの風景の一つが三鷹にあった。