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スバル、「富士重工業株式会社」から「株式会社SUBARU」への社名変更とともに社章も青をあしらった六連星に
「フ」から「銀一色の六連星」に、そして青の七宝焼きへ
2017年4月3日 19:37
- 2017年4月1日 実施
4月1日、富士重工業株式会社は株式会社SUBARUに社名変更した。社名変更前日に本社において社員向けに社名変更式典を開催。その模様は関連記事「4月1日付けで『富士重工業株式会社』から『株式会社SUBARU』に。社員向け社名変更式典開催」でお届けしたとおり。本記事では、社名変更式典で飾られていた新社章についてお送りする。
社名変更式典で展示されていた社章は3種類あり、最も古いものは富士重工業株式会社設立の翌年に社内募集で制定された社章。富士重工業の「フ」を図案化したもので、「飛翔体を連想させる形状には事業発展への強い思いが込められている。」と紹介されていた。1954年~2003年まで使われ、展示された社章の書体は1974年~2003年のものになるという。
第2の社章は、この3月31日まで使われていたもの。2003年7月15日、会社創立50周年を機にスバルのブランドシンボルである「六連星(むつらぼし)」のマークをブランドシンボルにしたという。この六連星は、牡牛座にあるプレアデス星団で、日本名は「すばる」。メシエナンバーはM45になる。
そして富士重工業株式会社から、株式会社SUBARUへの社名変更を機に2017年4月1日より用いられるのが第3の社章。スバルのブランドカラーであるブルーをあしらった七宝焼きのものとなり、青とシルバーのコントラストが際立つものとなっている。
社名変更式典で岡田貴浩 広報部長に新社章についてうかがったところ、「従来よりも六連星が目立つようになったのが印象的」とのことだ。
従来の社章(第2の社章)は富士重工業スタッフ向けに用いられてきたが、新社章はスバルのグループ会社にも展開され、よりグループの一体感を高めることで「モノをつくる会社から、笑顔をつくる会社へ。」となっていく。